先日、車の中で灯油をこぼしてしまい、その後の始末にはとても苦労しました。
幸いにも、こぼれた部分はミニバンタイプの3列目より後ろの最後尾収納部分。床板が外せるタイプでしたので車から外し天日干ししましたらそこそこ臭は消えましたが、最終的には専門的知識を生かして荒療治。油を使って洗い流しました。
そこで、今日は「洗う」という視点から見たいろいろをまとめてみました。
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灯油をこぼしてしまったり、手に付いた灯油の臭い、なかなか消えません。石鹸で洗ってもまだ皮膚のシワ部分など細かいところに残っているため、なかなか臭いが消えないのです。そこで、灯油の臭いを消すために、油で洗います。
「油の汚れは油で洗う」
これはドライクリーニングの基本原則です。
これと同様に、手に付いた灯油をきれいに除去するには、サラダ油を大さじ1程度手につけて、手についた灯油成分とサラダ油を混ぜ合わせるように手をこすっていきます。その後、石鹸で洗ってみてください。
なかなか消えなかった灯油の臭いが「え?」と驚くほど消えているはずです。
同様に、私の車の床板は最終的にはサラダ油をかけて歯ブラシでこすり、食器用の中性洗剤を使ってサラダ油をきれいに流し乾かしました。
しかし、これはかなりの荒療治。マネするのはやめましょう。車の床板の素材によっては、変質・変形する場合もあります。
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手についた魚の臭いは、みなさま、どのようにして取り除いておりますか?
これも魚の脂分が少しでも手に残ると、いつまでも臭いが消えず、ほぼ半日ほど悩まされることになりますね。
そんな時には、私は「ハミガキ粉」を使います。
ハミガキ粉には研磨剤成分と、強力な消臭成分が配合されています。
・研磨剤成分が、指の細かなところに行き渡り、臭いの元を掻き出します。
・消臭成分が臭いの成分を元から科学的に消し去ります。
この二つの効果で、魚臭かった手が、あっという間にスッキリ!
前述のサラダ油で洗って魚の脂分を取り除いてから、ハミガキ粉で洗うと完璧です。
手順としては
(1)サラダ油洗浄
(2)石鹸と水でサラダ油を除去
(3)ハミガキ粉で洗浄
(4)水でハミガキ粉を除去
こんな具合です。
じつは、釣りのエサも強烈な臭いを発します。手で練ったりするわけですからこの臭いもなかなか消えません。石鹸で洗うよりも、ハミガキ粉で洗うと良く消えます。
ただし、臭いの成分が皮膚の中に浸透してしまっていることも多く、この場合は完全にお手上げです。お風呂に入っても、なかなか消えた気がしません。
いかがですか?
油の汚れは油で落とすのが基本!頭の中に入れておくと、いろいろな場所で役に立ちますよ。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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