新年が明けはや1ヶ月が経とうとしています。
新しい年を迎えて、初詣ではおみくじを引いたり、この1年を占う本を目にしたりする機会も多いのでは?
書店にも様々な占いの本が並んでいますよね。
我が家では毎年年末になると新聞社や菩提寺から「こよみ」をいただきます。
この「こよみ」には身近なカレンダーでよく目にする「大安」や「仏滅」といった六曜の他に、方角吉凶図や運勢などがいろいろ記載されています。
そこで私が注目したのは「二十八宿」です。二十八宿には文字通り28の項目があり、吉凶の意味の中には「衣服」に関わる事柄も多く書かれています。その中でも特に「着初め」・・・要するに新しい服を着ると良い日に着目し調べてみました。
下に続く
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二十八宿と二十七宿
「二十八宿」は元来「二十七宿」でしたが、貞享2年(1685年)の改暦によって、全廃されました。かわりに取り入れられたのが、中国を起源とする二十八宿とのこと。
現在は両方使用され、どちらを使用しても良いそうなので、今回は『二十七宿』で吉凶を調べることにしました。
参照:古星法の元祖であるインドで、宿曜経、智論などが二十七宿に属していた。
日本では平安時代頃より、日本の暦(宣明暦)の暦注の一つであった。江戸幕府天文方渋川春海による貞享2年(1685年)の改暦によって、全廃された。
かわりに取り入れられたのが、中国を起源とする二十八宿である。改暦後の貞享暦は別名を大和暦ともいい、日本人(渋川)が独自で開発した暦法として知られるが、星宿に関しては反対に中国流を取り入れたのである。
明治改暦により、暦注そのものが廃止された。のちに暦の発行が民間に解禁されてからは、二十七宿・二十八宿どちらを使用しても咎められることがなくなっていた。
1941年に高野山大学出版部が発行した森田龍遷著『密教占星法』によると、「二十七宿が正当でこちらを使用するべき」といろいろな文献を上げて解説されている。寺院仏閣が発売している多くの暦は、この著書に基づいて二十七宿で記載されていることが多い。(wikipediaより)


この表では「着初め」もしくは「衣服の新調」が吉となる日を赤で、それらが凶となる日を青で示しています。
・・・ということで
吉は
角,房,箕,斗,虚(*大悪日でもあり注意)
,壁,婁,張凶は
氐,尾,女,危,柳,軫と、なります。
衣服を新調するタイミングはいつが良いの??
先ほどの結果から、1月は
25日(月)張
28日(木)角
31日(日)房
2月は
3日(水)箕
4日(木)斗
6日(土)虚(*)
9 日(火)壁
11日(木)婁
21日(日)張
24日(水)角
27日(土)房
これらの日が良いのではと思われます。
さぁ、冬物バーゲンでGETしたあんな服やこんな服、着はじめの吉日を見極めて幸運もGETしましょう!
●二十八宿や二十七宿の暦の計算はこちらのサイトから・・・
高精度計算サイトkeisan
現行年月から旧暦カレンダーと暦注(干支、九星、十二直、二十八宿/二十七宿)を計算します。
この記事を書いた人
福沢 結華(Yuka Fukusawa) クリーニングフクサワ スタッフ
おわら風の盆で有名な富山市八尾町で家業のクリーニング店に従事。店頭や配達先でお客様に衣類のお手入れ方法を少しでも分かりやすくご説明したくて日々勉強中。クリーニング師、クリーニングアシスタントアドバイザー オフィシャルサイト http://www.fukusawa.jp |
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