寒くなると帽子をかぶる方も多いですよね。
ニット帽の多くは、セーター同様に浸し洗いできる物もありますが、帽子の多くは、型崩れを恐れて洗濯表示は「洗わないで!」と言う製品が多いものです。特にわんぱくなお子様の、ウールの学帽はこまめな手入れが必要です。
今日は、そのお手入れのコツをお教えします。ウールのフエルト帽を想定してお手入れ方法です。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
帽子は、肌に触れる額の部分が一番汚れます。汗や皮脂、ファンデーションが主な汚れです。
両方とも脂分の多い油性の汚れが付きます。
①帽子の内側、額の部分を、40℃程度の温水で湿らせたタオルで汚れをふき取ります。
一回簡単に額部分を湿らせ、3分程度置いてから汚れを浮き出させでからふき取ることをおススメします。汚れに気が付いたら小マメに行うことが大切です。
汗はそのまま乾燥するとその部分が濃厚になり黄ばみ・変色の促進する原因になります。
マメに水分を与えてふき取ってあげることで、専門用語で「ぼかし(汗のシミを目立たなくする)」といいますが、黄ばみ・変色を遅らせる効果があります。
②帽子は、頭にかぶるものなので、表面はあまり汚れません。ほこりや、他の衣類の細かい「繊維くず」が付いている場合が多いです。
表面は「ほこり取りのブラシ」でブラッシング、それでも取れないなら粘着質のコロコロや、ガムテープの接着面を使用して「ほこり」と「繊維くず」を取り除きます。
このようにお手入れしていればワンシーズン着用できる可能性が高くなります。
帽子に「食べこぼしのシミが付いた!」「黄ばんだ!」「ファンデーションが落ちない!」となったら、クリーニング店に相談することをお勧めします。帽子を整形する器具・染み抜き器具を持っているクリーニング店なら、ちゃんとしたした洗浄も可能だからです。
お気に入りの帽子を大切に!
(文/Yoshihiro Tamura)
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