冬のお洗濯。手洗いを極めましょう!!
手洗いアイテムが増える冬ですが、「手洗い」といえば、「中性洗剤を使って、洗濯機のドライコースで洗う」を選んでいませんか?
じつは、洗濯機のコースにある「手洗いコース」「ドライコース」ではなく、洗面器で丁寧に手洗いする事で、より大切に永く愛用できるんです。
今回は、手洗いの方法をしっかりと極めましょう!!
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厚手のセーターには、押し洗い

① 洗面器の中に中性洗剤をしっかりと溶かし、丁寧にたたんだセーターを入れます。
② 手のひらで、しっかりと水が繊維の中にまで浸透するように水の中に沈めていきます。
③ 底まで沈んだら、しっかりと衣類の両脇を抱えて軽く持ち上げます。
④ 20回ほど繰り返したら、軽く脱水し、きれいな水で同じ要領ですすぎます。
⑤ 2回目のすすぎでは、柔軟剤を入れ、同じ要領ですすぎましょう。
ポイントは、水の中から出さずに、沈めたり、浮かせたりを繰り返すだけです。
決して、揉んだりはしないでください。
汚れが少ないセーターには、つけ込み洗い

① 衣類がしっかり浸かる洗い桶を準備し、洗濯液を作ります。
② 両手で、衣類が水の中に沈むまで、しっかりと押し込みます。
③ そのまま20分間、触らない!(衣類が浮いてこないように注意しましょう)
④ たたんだまま、軽く脱水し、きれいな水に入れ替えて、1分つけ込みます。
⑤ 再度同じ要領で水を入れ替え、柔軟剤をしっかり溶かしてから衣類を入れ1分漬け込みます。
ポイントは、「何も触らない!」揺り動かす事でかかる繊維への負担を極限まで軽減し、洗剤の力を信じます。くれぐれも、つけ込み時間のお忘れにはご注意を!!
シワになりやすいアイテムは、ふり洗い
その名の通り、衣類の端っこを持って、たっぷりの洗濯水の中で衣類を軽く振る方法です。表面のホコリを振り落とす感じであらいます。
シワにしたくない薄手のブラウスなどに適した洗い方です。
手洗いの一番大切なポイントは、脱水!!
どんなに丁寧に手洗いしても、脱水方法を間違えると、シワが入ったり、型崩れしてしまい台無しな洗いあがりになってしまいます。
押し洗いした衣類は、畳んだまま洗濯機の脱水へ。
つけ込み洗いした衣類は、バスタオルで挟んで、そのまま洗濯機の脱水へ。ふり洗いした衣類は、バスタオルを広げた上に衣類をのせて端から丸めて水分をタオルに吸い込ませます。
洗濯機を使用する時は、脱水時間は、10秒~30秒までで、ストップしましょう。
ほとんどの洗濯機が一番短い脱水時間は40秒です。でも、この10秒の差で仕上がりが変わってきます。30秒設定って難しいですよね。なので、脱水が始まったら、自分で数えます。
じつは、洗濯機の脱水時間は高速回転になってから時間のカウントが始まる物が多いため、予定より多く脱水をしてしまいます。
なので、脱水スタートボタンを押したら、自分で30秒をカウントダウンして、一時停止で洗濯機を停止します。衣類の中に残った水分は、水滴が滴り落ちない程度まで、脱水出来ていれば大丈夫です。
大切な衣類は、自分の目でしっかり確認しながら手洗いしましょうね。
この記事を書いた人
あや(Aya)
ファッション大好き!大手アパレル企業・染み抜き屋を経験し、数々の想い入れのある衣類のケアをおこなう職人。現在は、福岡市を中心に、染み抜き、染色、デニムリペア、リフォームなど、洋服のトータルメンテナンスで活躍中。
オフィシャルサイト http://niyaho.blog.jp/
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