普段使っていないものほど気をつける?カビにご用心!
先日、靴やバッグのお直しのプロに話を聞く機会がありました。氏の言われるには、
『普段使わないような、冠婚葬祭用のバッグやお気に入りでめったに履かない靴こそ定期的にチェックした方がいいですよ。』
ということでした。
それは、普段仕舞いっぱなしにしていると、カビが生えてても気付かずに深刻なダメージを与えてしまったり、靴の場合だと、かかとやソール部分の素材が加水分解してぼろぼろになってしまって、いざ履こう~って思った時にはかかとはつぶれ、底はめくれ・・・と、使い物にならないケースがとても多いんだそうです。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
とりあえず履けるようにして欲しいと依頼があることも。
カビが発生する条件は
・温度・・・20℃~30℃、特に25℃前後がカビには居心地がいいようです。
・湿度・・・湿度が80%を超えると要注意です。
・栄養素・・・汚れ、特に食べこぼしなどは要注意です。
この3つが揃った時にカビが発生するのであれば、この3つの条件が揃わないようにすればいいんです。
だから、一番簡単にできて・大切な使った後のお手入れはとても大切なんです。
でも革には色んな種類があります。それぞれの革に応じたお手入れ方法がありますので、詳しくは購入した際にお手入れの仕方を教えてもらうのがいいでしょう。
まずは、一般的な革製品のお手入れを紹介します。
お手入れの目安は「手で触れた時にかさつきを感じたら革専用オイルでメンテナンス」です。
Step1 「いつまでもきれいな状態で使いたい」という気持ちを持つ
Step2 中に入っているものを全部出す。
Step3 まず、優しく丁寧にブラシをかけます。
次に革専用のオイルをクロスで塗ります。
専用オイルがなじんだら乾拭きします。
参考: http://www.tsuchiya-kaban.jp/corporate/library/detail.php?product_id=2191
ちなみに私の仕舞いこんであったバッグはこんな感じでした。
一見普通の革のバッグに見えますが・・・
ふたを開けたらホラ・・・カビです!
底にも・・・カビです。
では、こんな風にカビてしまったバッグはどうしたらいいのでしょう?
カビは浸食程度によって処理の仕方も変わってきます。一番安心なのは、革製品のクリーニングをされているお店に出すことですが
応急処置としては、
・かた~く絞った布でふき取る(この時にこすり取らないように注意すること、また革によってはシミになることがあります。)
・日陰でしっかり乾かします。
参考:http://www.leather-navi.com/oteire/kihon_kabi.html
見た目には小さいカビでも、根が深くまで張っていることがありますから専門家に相談する方がいいでしょう。
普段から、汚れたらすぐにふき取る、使用後はしっかり乾かす、定期的にメンテナンスをする、このことを心掛けるとずっとキレイに長持ちしますよ♪
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
関連情報:カビに関連してこちらの記事もよく読まれております。
カビ取り剤5本で取れなかったカビが落ちる!?プロのスゴ技!!
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね