本日の我が家のお洗濯!
今日はふかふかタオルのメカニズムと損しない選び方。そしてふかふかにさせるお洗濯テクニックをお届けします。
年々、夏の猛暑が激しくなってきますが、いつの間にか首にタオルが巻かれている景色が、違和感なく普通になってきましたね。
お風呂はもちろん、普段から使うようになるとタオルの消費量がどんどん増え、そしてその分、洗濯の回数もどんどん増え大変ですね。
ところでそのタオルですが、物によって水を吸い取る力に違いが出ませんか?そして、タオルを買う時、どんな点に注意して買いますか?
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
これですかね。
触っただけでは、どれだけ水を吸い取るかわからないですし、だからフワフワの方を選びやすいです。ではなぜフワフワのタオルを選ぶのでしょうか?
実はフワフワのタオルは確かに水を吸いやすいのです。
タオルが水を吸うのは「毛細管現象」。なのでタオルの繊維が細いほどこの毛細管現象はおきやすい。この繊維の量によって水を吸い取る量が決まるのです。
タオルの吸水力を左右するもうひとつが、この繊維を撚ってタオルのパイルを作ります。この際、きつく撚るかゆるめに撚るか。これも吸水力に違いが出ます。
その点では、空気を含みやすい緩めの撚りが吸水する力が強く、細い繊維、緩めの撚り、大量のパイル。これが水を良く吸うタオルの特徴です。
このようなタオルの特徴、キーワードは「フワフワ」。自然とフワフワのタオルは水を良く吸うという概念になったようです。
なので、タオル=フワフワでないとタオルは売れません。…というわけで、ほとんどのタオルはフワフワにして出荷しており、中には「タオル自体を人工的にフワフワにしたもの」まであります。
特に問題がこの人工的にフワフワにしたタオルで、これはタオル自体にフワフワの風合いを出す加工剤によって作ります。
この主成分は油で、新品でフワフワのタオルには油が付着しています。なので新品のタオルは水を吸わないのです。
・撚りが弱いもの・密度が濃いもの・パイルが沢山あるもの
フワフワなタオルを選ぶことは正解です。
そしてもう一つ加えて欲しいことは、同じ大きさなら重たいものを選ぶ。これは密度が高い証拠です。
それでも良くわからないという場合は、ブランドで選びましょう。今治タオルなどは独自の品質基準を持っています。高い吸水性と風合いは、一度使うと病み付きです。
そして、そのタオルを買ったらまずすること。「我が家では洗濯します」
新品のタオルには、出荷前に取りきれなかった細かい繊維が残っていますし、風合いを出す油も残ってます。
これらが大事な吸水力を妨げていますので、だから使う前に洗濯!さらに洗濯時の注意点として、柔軟剤の使い方があります。
「ふっくら柔らかな仕上げがしたい」だからこの仕上げに柔軟剤を入れたくなりますが、この柔軟剤には水を吸いにくくする効果があります。
実は、タオルには不向きな加工なのです。
タオルの毛やパイルが1本1本しっかり立っていることが、水を沢山吸う条件。
なので、干す時はそのパイルが立つことをイメージして、干す前に20回ほどはたくこと。
「そんなの面倒だよ」とお思いの方は、コインランドリーの乾燥機を利用することがお勧めです。
大型の乾燥機内で、タオルは叩かれパイルは復元します。
これで、タオルの吸水抜群!ふかふかタオルの出来上がりです。
(文/Hideshi Mihara)
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