年末の「大掃除」や「クリーニング」。今回は5回目最終回(全5回)。
大掃除で気持ち良くモノを捨てて身軽になりましょう。来年からはモノに束縛されないで、スリムに生きるコツを考えていきたいと思います。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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★手順その5 「誰でも捨てることができるゲーム」で、来年からはスリムに生きる !!
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大掃除の最大のテーマ・そして人生における最大の障壁
それが「モノを捨てること」です。
あなたは今年一年で、どれだけのモノを買い、どれだけのモノを捨てましたでしょうか?
モノを買う量と、モノを捨てる量のバランスが崩れていますと、家の中や引き出しの中に、要らないものがどんどん溜まってしまいます。
だから、本来ならば一つモノを買ったなら、一つ捨てる癖をつければ物は溜まっていきませんが、なかなかそう上手くいかないのが、人間の生活。
それでも、大掃除では思い切ってモノは捨てなければ片付きませんよね。
なぜでしょう。モノを捨てることは、マラソンを走るぐらい大変なことでして、ちょっと本を読んだくらいではできませんし、続きませが、運動・スポーツのトレーニングと一緒です。反復練習を繰り返し繰り返しやれば大丈夫!誰でもモノを捨てられるようになります。
それでは、どのようにトレーニングしていくのか
具体的な考え方は以下の通りです。
捨てられない → 捨てられる
気になる → 気にしない
捨てるモノを選ぶ → 残すモノだけ選ぶ
このように、体質改善を行なうようなもので
これに早く気がつき、取りかかると
モノに束縛された人生から解放され
この体質改善が一生の財産になっていきます
人間は、モノを捨てることに対して、大きな意識 と 強い罪悪感を持っています。
その感情に少しだけブレーキをかけて「もったいない・捨てるのは悪いこと?」の気持ちを消していくためのトレーニングをおこなっていきます。決してムダを推奨しているわけではありません。もったいないもの、必要ないものはなるべく買わないことが「精神的にも・地球環境にも・おサイフにも一番良いこと!」と気づく必要があるのですね。
一日1回30秒の反射ゲームを行ないながら、捨てる体質をつくっていきます。人間の頭や感情は、理屈だけで行動できるほど素直ではありません。だから半強制的な「反射」を利用して行動を変えていくゲームです。
《反復練習「30秒ゲーム」の実施方法》
(1)時間 (30秒)
(2)場所(引出し一段などの狭い場所)
(3)捨てるモノの数
以上3点を決めてスタートします!
用意!スタート!
………(30秒)
「ピピピピピピピピ」終了!
スマホのタイマーアプリやキッチンタイマーなどを利用して、終了のベルを鳴らします。
追い立てられるように、その場所をかき回し、中のモノに優先順位をつけます。
1日3回、いろいろな場所で続けます。
・歯を磨いた後の洗面所の引出し
・料理しながら冷蔵庫のポケットひとつ
・出かける前に靴箱の一段
・テレビドラマのCMの間にCDの棚一段
「できたっ !!」の小さな成功で…で、自分への自信をつけていきます。
捨てるものの優先順位は
賞味期限のある食品
単価の安いもの
貰いもの (ポケットティッシュや紙袋など) から順番に始めると良いでしょう。
そして。捨てるの「本丸」
洋服、着物、バッグ、アクセサリーなどは、少し自信がついてから。いきなりとりかかると、挫折しやすいです。
これを約1か月続けると、ほぼ例外なく「捨てることができる体質」に変わります。
成功した人の談話。。。
『後で使うかも…と思って捨てられなかったが、モノ見えなくなると忘れる。後で困ることはなかった』
『一瞬困ったけれど、すぐに他の方法を考え出して何とかなった』
『友人に借りた。それをきっかけに会話がはずんだ』
『1か月ぐらい経ったら、もういいや~と思えるようになり、自分で納得して捨てられるようになった』
皆様もチャレンジしてみてください。
そして、ムダなものは買わないこと!
スリムな体質で2015年を迎えたいです。
そして、年末の大掃除、がんばってください。でも頑張りすぎないようにね。
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おはなし:
片づけ・掃除コンサルタント
響城れい(日々キレイ)さん
【略歴】
ハウスクリーニングのプロとして20年間、2,000件以上を施術。2011年から研修・講演活動をスタート。TBS「はなまるマーケット」、NHK教育テレビに出演。
【仕事や人生に対する考え方】
働く人がゆっくりと憩い、あたたかい言葉を交わし、明日への力がわいてくるような家庭空間を作ります。ひとり一人が自分の望む人生を生き、豊かな人間関係を結ぶことができる家庭、地域、職場を実現するために力を尽くします。子育てを終えて、心身ともに一番充実した時期。明るく前向きに、経験と理論で暮らし方、生き方を伝えていきます。
Facebook https://www.facebook.com/hibikirei
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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