主要9か国(日本・アメリカ・イタリア・イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリア・韓国・中国)でも77%の認識率。
日本においては、そのマークの内容も含め、ほぼ9割の消費者が知っているという高い認知・理解率を示しているもの。
何だと思いますか?
それはウールマークです。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
主要9か国での消費者認知率(他のブランドとの比較)
ウールマーク 77%
メルセデス 82%
マクドナルド 79%
ナイキ 68%
各国のウールマークの認知率
アメリカ 42%
イタリア 87%
イギリス 78%
ドイツ 78%
フランス 70%
日本 89%
DATA:Australian Wool Inovation Limited もっと知りたいウールマークライセンス より
そのウールマークが今年50周年を迎えました。
これは先日いただきました、記念誌の表紙でございます。
とてもカッコイイですね。
ところで、毛100%とかかれた製品と、ウールマークの違いをご存じでしょうか?
★対象繊維
「ウールマーク」は羊毛・モヘア・カシミアなどの高級獣毛のみをウールと称していますが、「毛」は獣毛すべてを含みます。
★新毛
「ウールマーク」は新毛99.7%以上であることが条件となっていますが、家庭用品品質表示法では97%以上で「毛100%」と表記でき、再生羊毛の使用も認められています。
そして
ウールマークは品質を証明するマークでもあります。
ちょっと専門的になりますが
「ウールの混用率」「染色堅牢度」「強力」「摩耗強さ」など多岐にわたる品質試験をクリアして基準を満たされた製品にのみ付けることができるものです。
世界の埋め立て地に捨てられるごみの約10%が、廃棄された衣類であるそうです。人々はとてつもない量の衣類をつくり、それを捨てております。
その量はアメリカだけでも毎年1200万トン(2011年米国環境保護庁報告書より)に及びます。
埋められた衣類はその後どうなるのでしょうか?天然由来のメリノウールなら生分解性であり徐々に分解されていきますが、合成繊維で作られた衣類は、何千年もの間、そこにそのまま残り続けてしまいます。
参考:50 CELEBRATING FIFTY YEARS / 2014 CELEBRATING 50 YEARS, 5 BILLION PRODUCTS
毎日のスーパーやコンビニでの生鮮品のお買い物。消費期限や原産地表記・食品添加物など細かく確認しますね。それと同様に、洋服を買う時もちょっとラベルを見てください。
もしウールマークを見つけたら
新毛100%・品質の証・生分解性
ちょっとこのことを思い出してみてくださいね。
そうそう
2015・来年は未年です。COOL WOOLについてはまた今度。
年賀状の作成はお早目にね。
写真右:井上俊哉(IWS日本支社長) 2014ベストドレッサー賞発表授賞式
この女の子の衣装、とても可愛らしいですね。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね