梅雨ですね。洗濯物が乾きにくいこの季節でもOK!
大物、綿毛布やタオルケット、シーツなど部屋干しで早く乾かす方法と「+α」工夫!をお教えします。
最近はテレビ・雑誌で「洗濯物の梅雨対策特集!!!」が組まれます。
しかしテレビ等では、何かと説明が「短く・わかりやすく」なので、あんまり細かく解説されておりません。「○○な条件で、○○すると、比較的に簡単にできます!」というコメントが「できます!」の一言てな具合です。
そこで今回は、その方法が何で早く乾くか?をちゃんと解説したいと思います。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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これはプロでもよく使用しております。なんせ干すのに場所を食います。大量のシーツ・タオルケット・布団などを干すには短時間で乾いて、次の洗濯物を干さなくてはなりません。そこでこのような方法を使用しております。
プロは、大きなタンブラー乾燥機があるではないか?という方もいると思いますが、それでも追いつかない。熱に弱い製品などもありますので・・・
必要なものは、
①洗濯後のタオルケット・シーツ・綿毛布など
②広げて干せる物干し
③扇風機
です。
さて「平行に干すよりずらして干すと、水が集まりやすくなり、科学的にも早く乾く!」
これは事実です。ではその科学的とは?
科学的とは?
①洗濯物の水分は、空気中に拡散して乾きます。扇風機で強制的・時短でそれを行います。
②空気にふれる表面積が大きいほど乾きやすい。2つに折って干すと、裏側に風が通りにくくなります。
③衣類に含まれる水分は少なくなるど、同じ条件で時間が短く乾かすことができる。一般的に洗濯後脱水するのはそのためです。
④斜め(三角)に干すことで余分な水分が重力で下に行きます。そして下部の三角形の頂点から水したたり落ち、脱水してくれます。
そうすると重力を味方につけ、「物干ざお」の上部付近から水分は早くなくなり、風に当たる表面積も多いく乾燥時間が早くなり、下部の三角から滴り落ちながら脱水される仕組みです。しかし!!!!下部の三角形の部分(端っこの2点)には、ぐっちょり水がたまりなかなか乾かないのが難点です。
そこである程度洗濯物の上部が乾いたら、「+α」工夫!
「裏返して90度回転させて改めて干す。」のが今回言いたいところ!
また乾いた場所に溜まった水分で湿らせるのか?とお思いでしょうが、いったん乾いた生地のところに水分が拡散したほうが、水分は少なくなるので、合計時間で早く乾きます。
①物干しに洗濯物を平行に干すよりずらして干す!
②扇風機の風をあて乾かす。
③上部が乾き、下部から余計な水分がしたたり落ちるのが終わるのを待つ。
④一旦裏返しして、水が溜まっていた角を物干し上部にくるように90℃回転し同じように干す!
⑤四隅が乾いたら完了です。
手間はかかるが時間短縮で生乾きしにくくなります。もうひと手間で、もっと早く乾く乾く方法でした。
(文/Yoshihiro Tamura)
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