どうでもいいが気になるととっても知りたいこと。「プリーツ」と「タック」と「ダーツ」の違い!
プロはこだわってしまうんです。こういうこと。
こういう仕事していますとアイロンで仕上げる時にとっても注意しなくてはなりません。洗ったり、着用で消えかかっているものや、消えてしまっていることが多いからです。
この衣類の本来の形に戻さないといけない・・・・・
そこで、知ってもあまり影響ないでしょうが、知っていると「エッヘン!」な違いをお話しします。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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「ダーツ」とは
本来平面の生地の一部分をつまんで縫うことです。女性のブラウスの方の胸の下や背中に体のシルエットに合わせるために使用します。
縫ってあるのでアイロン掛けは迷いません。でも立体的にアイロンで仕上げるので難しいかも。
「プリーツ」とは
アイロンで折り合わせて直線状に上から下まで生地に折り目を付けます。一枚の布切れを立体的にするための方法です。
よくスカートやワンピースに使用されます。よくご存じかと思います。セーラー服のスカートは正にそれ!
またプリーツは直線状とは限らず、ぐしゃぐしゃにして皺を付けたシワ加工ともいえる製品も、「ランダムプリーツ」と呼ばれたりします。
この辺からちょっと難しいです。
「タック」とは
簡単に言うと、プリーツの線を途中で消したものです。Yシャツカフス部分、特定のズボンのウエスト部分で使用されています。
これは、腕や、腰などひねる部分に、ひねった時に洋服が崩れないようにアソビを持たせるために使用します。一概には言えませんがアイロンの横幅くらいが目安です。あんまり長いとおかしいですよ。
アイロン仕上げ時に「あれ、この線ついているの・・・どこまでアイロンで線付けるんだっけ?」と迷った時にでも思い出してください。
勿論、正しくなくともお好み仕上げていただいても結構ですよ!
(文/Yoshihiro Tamura)
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