こんなラベルを見たことないですか?
これ防炎ラベルと言われています。これが付いている物は燃えにくい証明になっています。よく見たら部屋の壁やカーテンの隅にこれが貼ってあるはずです。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
これ同じようなラベルに見えますが貼り方や注意書きによってお手入れの方法も変わってきます。
(1)水洗い洗濯及びドライクリーニングについて基準に適合するもの。
カーテンなど商品に縫い付けてあるものです。
(2)水洗い洗濯について基準に適合するもの。
注意書きに:水洗い可。ドライクリーニングした場合は要防炎処理となってます。基本的にはご家庭の洗濯なら安全なカーテンと言えるでしょう。
(3)ドライクリーニングについての基準に適合しているもの。
注意書きに:ドライクリーニング可。水洗いした場合は要防炎処理。縮みや変色などご家庭では洗いにくいカーテンです。なのでプロのクリーニングで洗う物と言えるでしょう。
これを家庭の洗濯機で洗濯した場合は防炎効果がなくなるのでご注意ください。
(4)洗濯後は再防炎処理の必要があるもの。
注意書きに:洗濯した場合は再防炎処理となってます。これはどのような洗濯方法でも洗うと効果がなくなるというもの。この表記をよく確認してください。
いろいろあって難しいですね。
そこで、一番簡単な確認の目安があります。
この表示を
商品に縫い付けてあるか?それとも貼り付けてあるか?
です。
縫い付ける=それがある限り効果がある。
貼り付ける=取れると効果がなくなる。
そんな目安になります。
では、洗ったら防炎効果がなくなるなら洗えない。
シールが剥がれたら捨てないと駄目なの?ご家庭はもちろんですが、飲食店やホテルなどカーテンなどにも防炎性のある物でないといけない所では、効果がなくなると困りますよね。
また、海外で素敵な生地のカーテンを見つけ、「これうちのお店に使いたいわ。」なんてショップのオーナーさん。
早速、お店に使うと「これは使えませんよ」「即、交換してください」などと、消防署の方から注意されることがあります。「え!?、これ使えないの?」こんなこともあるでしょう。
実は、シールが剥がれたカーテンや、海外で買ったカーテンなどは、再加工することが出来ます。
ただ、個人で薬品を買って散布するなどでのは加工できません。認定された工場でのみ加工は可能なのです。
「どこで聞いたらいいの?」実は身近なところで取り次いでくれます。それがクリーニング屋さん。お店ののれんなども防炎の必要性がある場合があります。
お試しください。
(文/Hideshi Mihara)
<関連情報> こちらは、Miharaさんの過去の人気記事です。
タオルの臭さも取れる! 漂白剤の違い1 - 塩素系漂白剤の使い方 ー
Tシャツの黄ばみが、いまひとつ取れないとき(色柄物は要注意)
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね