はやいですね、もうすぐ12月。
年末年始が近づくにつれてバタバタと忙しくなってくる時期ですが、忘年会幹事様は、いま会場探しに躍起になっておられる頃でしょうか?
とても美味しそうですね
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
ところで、忘年会とは…
忘年会(ぼうねんかい)とは、年内の苦労を忘れるために年末に行われる宴会である。
宗教的意味付けや特定行事様式の無い日本の風俗の一種である。
(Wikipediaより)
今年は消費税増税もあり、やりくりも大変だったかと。
なので、2014年の苦労を字のごとく…忘れる会として
お酒で気持ちをすっきりと
洗い流していただきたいと思います。
しかし、その忘年会で
「ついうっかり、ビールをスカートこぼしてしまった…」
なんて粗相は頻繁に起こります。とくに畳座敷での宴会は要注意ですね。
実は、洋服にお酒をこぼしてしまった時に
「やってはいけない」ことが2つあります。
やってはいけない(その1)
まずは、おしぼりで拭き取って…
これは絶対にやってはいけません。NGっす。
飲食店で提供されるおしぼりには
低濃度の塩素系漂白剤(「ハイター」などに含まれる成分)が残っています。
漂白剤の成分ですよ。
拭き取ったところだけ、色落ちしてしまう恐れがあります。
拭くだけでなく
おしぼりで強くつまんでしまうと
漂白剤成分を洋服に移してしまいます。
特に濃色の服はご注意を。
最近のスーツは、そのほとんどが黒ですから
拭いたスラックスの一部だけ色落ちしてしまった…
なんてことになる事も。
やってはいけない(その2)
たとえおしぼりでなくても、
ゴシゴシこすってはいけません。
汚れが繊維の奥まで浸透し、汚れ落ちが悪くなるだけでなく
繊維がスレて白っぽくなることも。
特に、シルクや麻・テンセルなどのデリケートな素材は
絶対にこすらないでね!
ならば、どうすればいいのさ~
万一の時は、ティッシュやペーパーナプキンなどで軽く押さえ
こぼしてしまったお酒を
乾いたものに移す感じ(吸い取らせる感じ)で拭きます。
そして、翌日には必ず洗いましょうね。
何日も放置するのは禁物です。
こぼしてしまったものが成分変化し、繊維や染色に悪さをします。
万一の時の豆知識(居酒屋・飲食店編)
・おしぼりで拭かない
=絶対にNG・色落ちも
・シミを広げない
=押さえるように吸い取らせる感じで
・こすって繊維を傷つけない
=白化を防ぐ(白っぽくスレてしまうこと)
お酒をこぼしてしまう。。。
誰もが経験していることですし、頻繁に起きる事です。
(こぼしてしまったら)
「わーっ。おしぼり・おしぼり。早くおしぼりを」
ではなく
「わーっ。ティッシュ・ティッシュ。おしぼりはダメよ」
ですからね。
お酒を提供くださるお店での
ちょっとした会話ネタにもどうぞ。
お時間ある方はこちらをご覧ください。
もうちょっと面白いことも書かれていますよ。
資料:大切な服なのにシミが…。どうしたらいいのー?(イドカバネット)
(文/Makoto Seki)
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![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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