早いもので、2021年も9月に入ります。夕方、空が暗くなるのも早くなり、少しずつ季節は秋へと移ろうとしていますが、それでもまだまだ暑い日が続いています。
猛暑、猛暑で衣服は汗まみれ。それから靴の中も汗をいっぱい吸い込んでいます。
靴は、Tシャツのように毎日洗濯するわけにもいきませんが、たまにはキレイに洗ってスッキリしたいですよね。
最近は、クリーニング店でも「スニーカークリーニング」を受け付けるところが増えてきました。
では、洗濯のプロがどうやってスニーカーを洗っているか見てみましょう。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
訪問した工場では、容量20㎏の洗濯機をスニーカー専用として使っていました。
20足まとめて洗えるようですが、大きな洗濯機でスニーカーをガラガラと洗ったら、靴も洗濯機も傷んでしまいそうです。
そこで、使用するのがシリコンボールというスポンジです。
これを一緒に入れることでスニーカーや洗濯機のダメージを防ぎ、またスニーカーとスポンジが擦れることで汚れを落としています。
洗剤は、スニーカー専用の洗剤(微アルカリ性)で、除菌・抗菌・消臭効果のほか、高い移染防止効果もあります。
洗いが終わったら乾燥です。写真がスニーカー専用の乾燥機ですが、その姿かたちから「スニーカーツリー」と呼ばれています。
靴を枝状の部分に差して、その内側から送る風で乾かします。
熱をかけると接着剤のにじみ等が起こってしまうため、常温の送風により約3時間かけて乾燥させています。
出来上がりの写真は、ナースシューズのようですが、キレイですね。
靴がキレイだと、気分がいいものです。
まずは「スニーカークリーニング」で検索して、お近くのクリーニング店で試してみてはいかがでしょう。
この記事を書いた人
日笠京介(Kyosuke Hikasa) ゼンドラ株式会社・取締役
リネンサプライ工場の取材をメインに、全国(たまに海外も)を飛び回るが、最近はコロナで出張もできず飲みにも行けず、悶々と過ごしている。愛犬(バーニーズ)が唯一の癒し。 |
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