コロナ禍における最大の感染防止対策とされているのは、手洗いやアルコール消毒ですよね。
特に、石鹸等をつけて、爪や指と指の間に手首まで、しっかりと時間をかけて洗うことが大切だと言われています。
前回、クリーニングの最新メニューとして「抗ウイルス加工」を紹介しましたが、“洋服”よりリスクが高いだろうと思われる“手”だって水洗いがメインですので、洋服もしっかりと洗うことで、リスクは大幅に下げられるはずです。
さらに、新型コロナウイルスは熱に弱いとされており、昨年のNHKの番組では
「温度が上がるほど、短時間で死滅する傾向がみられました」
との報道が。
家庭で行われる洗濯では、高い温度が使われるケースはほぼありませんが、クリーニングでは基本的に水洗いでも、ドライクリーニングでも、ある程度の温度で洗っていることに加えて、熱を使って乾燥させて、高い温度でアイロンをあてたりするので、家庭洗濯と比べて、より安心感があると言えそうです。
しかし、品物の受け渡し時に感染してしまっては、全く意味がありません。
そこで、当たり前のことではありますが、感染拡大が始まった当初から、ほとんどのクリーニング店でビニールカーテンやソーシャルディスタンス、スタッフの毎日の検温義務付け(体調の悪いスタッフに無理をさせない)等といった対応をとっています。
▲クリーニング店でもビニールカーテンは当たり前に
▲店内に入れるのは一人に限定しているところも
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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中澤孝治(Koji Nakazawa) ゼンドラ新聞・LBM(ランドリービジネスマガジン)編集長 クリーニング業界紙の記者として業界にかかわる様々なデータ収集と分析、最新の業務用機器や資材の動向、クリーニング店の技術革新などについて取材活動を行っている。が、自宅の洗濯機の使い方が分からない(*^_^*) |