新年度には新しいものを買い揃えたくなる人も多いと思います。その中でも、通勤・通学するときから、プライベートでおしゃれするとき、または実用的な用途で、ありとあらゆるところで使われてきた、袋。
ふと気づくと、身の周りには随分と「袋」で溢れているものです。そんな気付きから、袋についてまとめることにしてみました。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
人類の歴史を辿ると、農業を行うようになった初期段階では土器(瓶)に得られた食料を蓄え運んでいたようですが、この場合当然倒すと中身が全部飛び出してしまうなど、問題もあったようです。
それから時を経て袋が発達して以降では、同じサイズの袋を使うことで輸送の効率化が図られ、より大規模に農作物をやり取りすることもできるようになったりしたことから、袋の利用を元に、文明程度の発達度合いをみる一つの指標にもなったようです。
袋状になっていて持ち運びしないものとしては、クッション、浮き輪などがありますが、これもライフスタイルをより良くするために作られたものです。
袋に取っ手がついたものがバッグ。バッグは女性中心に流通しているイメージがありますが、実は袋って、日常的に身の周りにたくさんあるのですよね。「お袋さん」や「堪忍袋」など、人の生活や感情の機微、日常に即したものでもあるんです。
また袋といえば、私がすぐに思い浮かぶのは、七福神の中でも特ににこやかな印象で大きな袋を持っている大黒様です。大黒様は飲食を豊かにする神様である他に、戦闘、福徳の神様としても知られています。
あの大きな袋の中に、一体何が入っているのか、気になりますよね。中には、人間にとって最も大切な七つの宝物である、「七宝」が入っていると言われています。
七宝というのは何かというと、物質的な宝物ではなく、寿命、人望、清麗、威光、愛嬌、大量を意味しているのだそうです。七宝なのに、あとひとつがわかりませんね。個人的には、“徳”なのかな?とは思いましたが、大切なものは目には見えない、と星の王子さまも言っていましたから、解釈は個人に委ねるほうがも良いのかも。
新年度、新しい袋を買うことがあったら、こんなことを思い出すと、お買い物が楽しくなるかもしれませんよ。
それでは、また☆
この記事を書いた人
榎本香代子 つるやクリーニング(清香株式会社)
さいたま市で80年以上続く、つるやクリーニングの四代目跡取り。通常の一般衣類クリーニングと並行して、衣類のリサイクルにも取り組んでいます(衣類買取・リユース・リサイクル・リメイク)。地域の中にある、衣類の洗いから循環までのニーズを受け止め活かす方法を、模索しています。
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