今日は、タンスの中の入れ替え「衣替え」の手法について。3ヶ月間かけて徐々におこなっていく方法を紹介します。忙しい方は必見です。
10月に入りました!【衣替え】の時ですね。衣替えは通常6月1日と、10月1日に行われていますが、他には、飾りつけを替えたり、商売を替えることといった意味などもあるようです。
時間の区切りを身の回りのモノで表現することで、四季の移ろいを感じる日本らしい習慣です。
そんな衣替えですが、通常6月1日と10月1日に一斉に行うのが一般的ではありますが、それが自分の生活リズムと合わない、という人もいるかもしれません。
そんな方には、段階的に行う衣替えの実践をおススメします。段階的に行っていく方法を実践していくと、慌てふためくことなくスムーズに衣替えもできそうですね。
【春の衣替えの場合】
3月・4月・5月の3ヵ月間でおこないます。
私たちの専門用語では「重衣料」と呼びますが、嵩張るもの・重たいものなどから段々と嵩張らないもの・軽いものの入れ替えをおこなっていくイメージで、ダウンやコートなどの重いアウターなど着終わったものの収納からスタートして、6月には夏物衣類を出して終わります。
3月には真冬に着るコートの収納。
4月にはセーターなど冬物全般の収納
GW明けの5月中旬過ぎには、最終的に春夏物と完全に入れ替えて、6月を迎えます。
【秋の衣替えの場合】
9月・10月・11月の3ヵ月間でおこないます。
この時期の衣替えは、暑がりな人・寒がりな人など、各自の体質によって着る洋服の種類が大きく変わるため、入れ替えの順番が人によってはかなり異なりますが、例えば寒がりな方なら
9月〜10月は、薄手の長袖ものやニットなどから徐々に厚手のものを出し始め
11月最後にはダウンやコートなどの重衣料を出します。
その間に、出した分だけ春夏物を徐々に収納し、11月には春夏物をすべてしまい終わる感じです。
毎年、すべての衣替えは、年内には終わらせたいです。
また、衣替えの時に必ず実践していただきたいのは、【洋服を洗ってからクローゼットにしまう】ということです。大事な洋服を長く、また購入した時の状態を極力損ねることなく、繰り返し着続けるのに必ず必要なことなんですよ。
秋の夜長、整理整頓してみてはいかがですか?
榎本香代子 つるやクリーニング(清香株式会社) さいたま市で80年以上続く、つるやクリーニングの四代目跡取り。通常の一般衣類クリーニングと並行して、衣類のリサイクルにも取り組んでいます(衣類買取・リユース・リサイクル・リメイク)。地域の中にある、衣類の洗いから循環までのニーズを受け止め活かす方法を、模索しています。 |
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