暑い夏。
ちょっとお出掛けするだけで汗が噴き出してしまいます。
急な夕立での注意点はこちらに詳しく書かれていますが、その中にもあった「よくある事例・3」。
《ベルトの場合は、ウエストの汗による色移りも時折見受けられます》
その事例はこちら。
白いカーディガンの後ろ身頃、ちょうどウエスト辺りに茶色い色が付いています。
やってしまいましたねぇ。
何からこんな色が移ったのかと申しますと、こちらの革のベルトです。
汗で濡れたベルトから色が出て、ちょうど触れることが多い背中のウエスト部分に色が移りました。
このままでは到底着られません。
なんとかならないでしょうか。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
麻・・・55%
綿・・・45%
手洗い、30℃までの水温で中性洗剤使用
漂白禁止
アイロンは160℃までの温度で当て布をする
石油系ドライクリーニング可
陰で平干し
色は白一色。
付属品はボタンのみ(多分アクリル素材かな?)
このカーディガンなら大丈夫かな?と思ったので、ネットに入れてそのまま普通に洗濯をしましたが、まったく色は落ちませんでした。
そこで、素材は麻と綿なので、思い切って漂白をすることにしました。
あくまでも自己責任です。
自信のない方、大切なお洋服の場合はプロに任せた方がいいと思います。
綿や麻素材はアルカリ性には耐性があります。
(ウールやシルクなど動物性の繊維にはアルカリ性は使用できませんのでご注意ください)
40℃のお湯に塩素系漂白剤(ハイター)を溶かして30分浸け置きます。
まだほんのり色が残っていますが、ずいぶん薄くなりました。
家庭ではここまで、です。これ以上の処理は素人ではリスクが大きくなりますから。
後は、水ですすいでから、再度洗濯機で洗います。
これで、また(家でなら)着られるでしょう♪
《ここがポイント!》
・色が付いてしまって衣類を洗ったり・漂白処理をするときには、必ずケアラベルを確認しましょう。
・素材だけではなく、付属品(ボタンやファスナー、別布など付属品や裏地など)にも注意を払います。
・そしてなにより、処理は決して無理をしないこと。引き際が大切です。
みか(Mika) 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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