今日は二種類以上の素材が使われている服の、お洗濯・取扱いの注意点です。
もぅ、めっきり冬真っ盛りです…とは言いませんね。寒中お見舞い申し上げます。
これは、喪中などで年賀状が出せなかったり、松の内(1月7日)が過ぎて年賀状を出しそびれた時、また普通に「暑中お見舞い」の冬バージョンとして使います。時期としては、小寒と大寒の間を指しますが、上記を考え合わせると、1月8日ごろから立春の前日(2月3日=節分)までになります。
でも、これだけ寒いと毛糸のセーターなんかはやっぱり暖かくて重宝するアイテムです♪
ただ、ここで気になるのが「素材」です。
ウール100%(カシミヤやアンゴラなどの獣毛含む)だと取扱いに注意しますが(というか、注意してくださいね)、素材がわからなかったり・二種類以上の素材が使われている時に油断して洗濯機で洗濯しちゃうと縮みが生じてしまうことがあります。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
でも・・・よく見ると、こんなことになっています!
ちょっと拡大してみました。
わかりますでしょうか?赤い毛糸はアクリル100%なのですが、襟元の白い毛糸はウール100%なので、白い毛糸部分だけかなり目が詰まって縮みが見られます。(「はなこ」と名前をチェーンステッチしてある毛糸はアクリル100%です。)
触ってみると、縮んでガチガチになっています。念のため聞いてみると、やっぱり洗濯機で普通に洗っていたようです。
ほんの少しの縮みならまだ直る可能性は多少あるのですが、こんなになってしまったものは何をしても直りません。
縮みを直したい方はこの対処法をご参照ください
縮んだセーターもあきらめないで!縮みの原因と対処法
ケアラベルが切ってしまってある(ケアラベルは素材や取扱いの情報が満載なので、切らないようにしましょう)とか、手編みの場合などで素材がわからない時は、クリーニング店に相談してもいいですね。
この服のように、異素材が使われている時は、取扱いに注意しなければならない・デリケートな素材の方に合わせてお手入れ方法を決めましょう。
ご注意くださいね。
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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