梅雨真っ盛りです。
雨の多いジトジト季節は、部屋干し臭にお悩みの方も多いかと思いますが、部屋干し臭よりもっと怖いのが「カビ」
特に衣類ではなく、毎日6−8時間も生活をともにする「ふとんの裏側に発生するカビ」について考えてみたいと思います。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
まず、ふとんで生活している方で、ふとんを敷きっぱなしにしている方は要注意!
ふとんの表面は湿っぽく感じなくても、内部や裏側には、湿気がいっぱい。
ふとんを動かさなかったり敷きっぱなしにしていると、裏側に黒いカビが生えてきます。
ふとんでなくベッドマットも同様です。スプリング式ならば上下を逆さまにするなど、ローテーションを行い湿気抜きするのも必要です。
ふとんやベッドマットに含まれる水分とは、ほとんどが寝汗です。
人間は寝てる間一晩で、コップ一杯の汗をかくと言われておりますが、その汗は敷き布団の表面を透過し、ふとん内部や床面方向へ浸透していきます。
表面が乾いていても、内部には湿気がいっぱいなのはそのため。ふとんをたたんでも内部の湿気は抜けないので、一番良いのは、ふとんを立てかけて裏側も外気にさらすこと。そしてできるだけ乾燥させる事が重要です。
下の写真のように除湿シートを活用することも、この時期は検討してみると良いです。

ふとん乾燥機で強制的に乾かしてしまうのもふとんに対しては効果的ですが、逆に乾燥した湿気が部屋の中に充満しますので、ふとん乾燥中や使用後の換気も大切です。
また、カビだけでなくダニの死骸・糞にも気をつけたいです。
ふとんを干した後に必ず行って欲しいことが、掃除機をかけること。

理想は、ふとん乾燥機をかけて(もしくはふとんを干す)、その後に掃除機をかけてダニの糞などを吸い取り除いてしまうことです。さらにベストはふとん丸洗いが一番。
あらためての表現は避けますが、ふとんを洗った後の排水は、こんなにも真っ黒。。。夏場のふとんは、本当は月に一回丸洗いしたいものです。
洗えるふとんも、たくさん売られております。
でも、水を吸ったふとんはかなりの重量で、風呂場から持ち上げることができないほどの重量になりますから、安易に始めないでくださいね。
「ふとん丸洗い・宅配」などのキーワードで検索をすると、お近くのクリーニング店でもサービスを行ってますから、気軽に出すこともできます。
どうぞ!お試しください。洗いたてのおふとんは、メチャ気持ち良いですよ〜。
この記事を書いた人
関 誠(Makoto Seki) ゼンドラ株式会社・代表取締役
クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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