肌リスク対策で効果的なUVカットは?
まぶしい陽射しは日焼けの大敵!いえいえ、日焼けだけではなく、シミやソバカスの原因になったり、お肌にも相当なリスクがあります。
対策として一番簡単にできて・効果的なのは外出時に日傘をさしたり帽子をかぶることです。
例えば、日傘でもUVカット加工がされているものとされていないものがありますが、UVカット加工がされていない場合は、なるべく黒っぽいものを選びましょう。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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UVカットの方法としては、繊維にチタンやセラミック、カーボンなどを練り込んで作られているものと、出来上がったものの表面にUVカット加工をしているものに分けられます。
表面に加工してあるものは、強い陽射しで劣化するために、寿命は3年ほど、と言われています。
日傘の色が剥げてきたら、UVカット効果も薄れているかも。
(一例)繊維の芯に酸化チタンが練り込まれている顕微鏡写真
参考写真:JCFA 日本化学繊維協会
紫外線対策には黒や濃色が効果的ですが、反対に赤外線は黒や濃色だと熱を吸収してしまうので暑いです。
でもUVカット加工がされていると、色は関係ないので白や淡色でも大丈夫ですが、日傘の場合、路面からの照り返しがありますので、できるだけ日傘の内側は黒や濃色の方がいいでしょう。
紫外線には波長によってA波からC波まであって、地上に届くのはA波とB波。日焼けなどでお肌が赤くなったり・水ぶくれができる原因となる「表面に影響を与える」のはB波です。
A波はお肌の内部まで届き、シワなどの原因になります。
どっちも困りますが、だんぜん量が多いのはA波。A波は曇りの日も家の中でも油断できないそうです。(ガラスも通過するので気をつけた方がよさそうです)
生地ですと、ポリエステルやウールにはUVBを防ぐ働きがあり、また、厚手の方が効果的ですが、夏は暑いですね。上に羽織るものは、UVカット加工がされているタイプを選ぶといいです。
日焼け止め製品も、乳液タイプ、ローションタイプ、スプレータイプなどいろいろ発売されていますので、使いやすいものを併用して乗り切りましょう!
(ちなみに、日焼け止め製品に書かれている「SPF」はUVBを防止し、「PA」はUVAを防止します。SPFは数字の大きくなるほど効果がありますが、お肌への負担も多くなりますが、アウトドアスポーツなど時はしっかりと対策を取りましょう。PAは+は多いほど効果があります)
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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