最近ではミネラルウォーターやウォータサーバーなどで、飲料水を買うということが、ごく普通になってきましたね。
しかし、一昔前まで日本では、水は無料との発想が一般的だったと思います。思い起こせば、私の子供のころは、水道の水を直接飲んでおりました。
炎天下で飲む水道水は、実においしく思えたものですが、のどの渇きを癒し体温の上昇を抑えるために、体がおいしいと感じたのでしょう。
今回はお洗濯の絡みではなく、おいしい水の話をちょっとだけ科学的に解説したいと思います。
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水を科学的に言えば、H2O・・つまり水素ふたつと酸素の分子なのですが、この水素分子は非常に小さいのです。もともと分子は小さいものですが、その小さな分子氏の中でも、水の分子は相当小さな部類に入ります。
あんまり小さいので、水が液体として存在するには、数個から数十個の団体になって存在しています。
蒸留水やイオン交換などで作った純水は、純度が高く不純物が少ないのですが、おいしいかおいしくないかで判断すると、おいしくない水になります。
人は水の分子の集団が大きいと、飲んでもおいしくないと感じるようで、蒸留水やイオン交換で作った純度の高い水は、水の分子の集団が大きいのです。
純度の高い水でも、おいしさに差があるのですが、不純物も勿論まずい水の原因となります。
水道水を作る際に塩素を使用しますが、これが水の中のアンモニアなどと結合してカルキ臭を発します。水道水がまずいと感じる原因の多くは、このカルキ臭でしょう。
またカビ臭も、まずくなる原因です。窒素やリンが水源に混ざると、アオコなどの藍藻類が発生し水質が悪化します。
それ以外に、トリハロメタンなどの化学物質があります。これらは水源に存在することは、ほとんどないのですが、塩素とアンモニアなどの有機物との化学反応で発生する場合があります。
不純物が入っていると”まずい”とは限りません。ミネラルウォータのミネラルとは、鉱物質のことをいいますが、ミネラルウオーターのミネラルの場合は、生体微量元素のことを言います。
人が生命を維持するのに必要な、ごく微量の元素のことで、これらがごく微量にバランスよく含まれて、更に水の分子の集団が小さい水は、”おいしい水”となります。
必須ミネラル20元素

(文/Takeshi Tsukiyama)
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