今日は立春。
暦の上では「春」ということになりますが、まだまだ2月は寒い日が続きます。
でもね、やっぱり気分は「春」を先取りしたいもの。どんな服装を着るのも個人の自由なんですが、やっぱり季節を感じる「装い」は粋なもの♪
ん?季節を感じる装いって、どうしたらいいの?そんな方の参考になるものの一つに「着物の色合わせ」があります。
服装で季節感を出すためには色んな方法があります。
・生地・素材を変える
・服の色を変える
・服のデザインを変える
・アクセサリーやアイテムを変える
・靴やバッグを変える、等々。
その中でも、一番メインなのは服の素材や色を変えることでしょう。
でも、実際に2月はまだまだ寒いし暖かくしたい・・・そんな時は「色」を少し明るくするのも手、です♪
ストールやスカーフなら軽い素材にして明るい色使いにするだけでもずいぶん印象が違ってきますよ。
着物での色合わせは
1・表裏のかさね色目
2・重ねて着る色のかさね色目
3・織り糸を経糸(たて)と緯糸(よこ)で色を変えるかさね色目
の3種類があります。
季節もそうなんですが、着る年齢も色によってある程度決まっています。ただ、洋服でも着物でも「自分に似合う色」(パーソナルカラー)がありますので、こだわり過ぎる必要はないと思います。
・「梅」「梅重」「梅裏」「紅梅匂」(こうばいにおい)・・・2月まで。梅(紅(くれない)色)メインの色は梅の花咲く2月に合わせて。
・「若草」「萌黄」「柳」「黄柳」「青柳」・・・冬から春。柳(草色)メインの色は年齢も若者向け。
・「桜」「樺桜」「桜萌黄」「菫」「桃」「躑躅」(つつじ)・・・2月~3月。淡紅から紫メインの色は早春向け。
・「花山吹」「裏山吹」「青山吹」「藤」「牡丹」・・・3月~4月。浅紅から黄色、薄藤色メインの色は春真っ盛り。
こんな風に少し並べてみても、ずいぶんと色彩豊かに・明るく感じますし、また咲く花(梅から桜や桃、つつじ、山吹、藤、そして牡丹と)による季節の移ろいを感じるのも、艶やかさがあふれていてとっても素敵です。
みか(Mika) 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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