今日は、秋に大活躍するストールの「汗とり」お洗濯を実践してみました。
車のフロントガラスに朝露がつく季節になりました。朝晩は寒く、日中は暖かく心地よい!今が一番良い季節かもしれません。
さて、そんな季節に活躍するのがストール。
暑ければ外し、寒ければ首に巻く。オシャレにもぴったりでとても重宝する一枚ですが、やはり気になるのが汗の汚れとにおいです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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★注意点2
洗うことでの若干の形態変化(型崩れや縮み)や、そして色が薄くなったり(色落ち)、風合いの変化は、絶対に無いとは言えず仕方ありません。麻(リネン)や綿(コットン)は素材そのものが持つ生地の凹凸感が変わる場合がありますが、洗濯でのデメリットとは考えず、きれいに洗いあげたことのメリットの一つと考えましょう。
それでは洗います。
今回は、難易度の高いレーヨン素材にも挑戦しました。
今回使った洗剤はLIONさんのアクロン。
(1)洗面台に常温の水を入れ(4リットル)、中性洗剤(10ml)を溶かします。
(2)ストールをきれいにたたんだ状態で、その洗面器の中に入れます。指先を使い、10回程度軽く押すように洗ってください。
この後、レーヨンのストールは一旦すぐ取り出し
麻・綿のストールは10分ほどつけ置きしました。
★注意点3・レーヨンは水につけたらすぐに取り出す感覚。おおよそ1−2分の短時間洗濯が基本です。
レーヨンは水による影響が大きいため、手洗いOKになってましたが、自信ない方は無理しないでください。
(3)濯ぎですが、この時点でなるべくストールを動かしたくない(形態変化してしまう最大の注意時)ので、私はストールを持ち上げたり絞ったりせず、水をどんどん注入(注水すすぎ)。水をあふれさせて濯いでいきます。その時、ストールの下に手を入れ、若干水中で持ち上げ浮かすようにして、中まで濯ぎます。
(4)洗剤成分がなくなればすすぎは終了。軽脱水(軽い水気取り)は、手のひらに乗せてもう片方の手で優しく押して絞ります。ここでは絶対に握ったり捻り絞ってはいけません。
(5)本格脱水はバスタオルを使います。渇いたバスタオルに広げてストールを巻いていきます。バスタオルはそれぞれ1枚ずつ使いました。
この時、より多くの水分を取り除きたくなるので押しつぶしたくなりますが、潰すとバスタオルの中で繊維が伸びたり、織り目が広がったりしますので、潰すのはNGです。やさしく軽く巻くように。これでも十分に水気は取り除けております。これで絞りは終了です。
(6)干すのはハンガーを使います。ハンガー2本にM字干しです。
こんな時は、突起や凹凸の無い針金ハンガーが便利ですね。
以上、汗をとりお洗濯です。
よごれやファンデーションのシミなど、押し洗いやつけ置きで取り除けない汚れは、シーズン最後にクリーニング店でしみ抜き処理してもらってくださいね。
汚れているからといって、ネットに入れて洗濯機へポイ!はダメですよ。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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