最近自然災害のニュースをよく見ることが多いですが、被災時に一番困るのが、普段不自由なく行われている『衣食住』の部分。
特に『衣』の部分については、体温保持や体の防護という見方をするなら、「それがなくて困る」ということはもちろん、不衛生になり、体調への影響も大きくなってきてしまいます。
衣類や水、食べ物を備蓄している方も多いと思いますが、いざというときの簡易的な代理品や、災害時に負担に感じない備蓄方法についてまとめてみました。
出典:http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/DATA/20p7o413.pdf
スーパーなどの大きめのレジ袋の持ち手と脇の部分をカットし、その上にさらしなどを置いて作るおむつの作り方です。
袋が小さいと、赤ちゃんのお腹に負担がかかってしまいます。普段から、おむつになるくらいの大きさの袋を、他のものと別にしておくといいかもしれませんね。
これも、いざという時にないと女性には絶対的に困るものです。
最近では企業の支援物資として下着や衛生用品が届くこともあるようですが、いざ足りないときに知っていると、さらに安心ですよね。
被災時に衛生用品が足りない場合の応急措置として、清拭剤で体を拭く方法や、ガーゼで歯を磨く方法もあります。
被災時には、歯ブラシ・歯磨き粉はもちろん、水が足りない場合もあると思いますから、デンタルフロスは備蓄品として持っていたいですね。
災害時に困らないように備蓄しておく食べ物って、『普段は食べないもの』というイメージって、ないでしょうか?
災害時も、普段食べているものが食べられれば、精神的に安心できて、かつストックが楽になる、というのが、ローリングストック法の考え方です。
やり方はいたって簡単です。
「日常的に食べられるものを多めに購入し賞味期限が近いものを消費。残りを備蓄し消費した分を追加する」これを繰り返す方法です。
これによって備蓄品が無駄になることもなく日常生活で無理なくたべることができますし、もし災害が起こってしまった際にも日常食べていたものに近い食事を行うことができます。
ローリングストック法の優れている点は以下の3つです。
1.賞味期限が1年程度の食品を使うのでメニューの幅が広い
2.期限切れで食品を無駄にしたり、期限直前に一気に消費する必要がない
3.定期的に備蓄品を食べることになるので防災意識が薄れない
引用元:http://life.pintoru.com/emergency-goods/stockpile-management/
また、ローリングストック法は、食品に限らず「生活必需品の保存期限にも応用」ができるのも良いところ。
食べ物以外にも、生活必需品や、衣類、その他「もしものときにあってほしいもの」があれば、この方法で備蓄しておくと良さそうですね。
「普段使うもの」と「備蓄品」の住み分けが普段から自然にできるようになると、いざという時に無駄に慌てることも少なくなりそうです。防災対策として、上記の方法をぜひ知っておいてくださいね。
![]() つるやクリーニング(清香株式会社) さいたま市で80年以上続く、つるやクリーニングの四代目跡取り。通常の一般衣類クリーニングと並行して、衣類のリサイクルにも取り組んでいます(衣類買取・リユース・リサイクル・リメイク)。地域の中にある、衣類の洗いから循環までのニーズを受け止め活かす方法を、模索しています。 |
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