今日は、意外と知られず間違いの多い、水着の洗濯や保管の方法を。
お気に入りの水着をできるだけ長く使いましょうね。
水着の主繊維はポリエステルとスパンデックス。ゴムのような5~8倍も伸びる素材が使われており、このポリエステルとスパンデックスを編み込むことにより、体にフィットしつつ伸縮性のある水着が出来上がります。
反面、そのスパンデックスは、あらゆる要素によって劣化していく素材。だからこそ、日頃の水着のケアは大切なのです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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(1)海での着用時に気をつけたいことは、化粧品類(日焼けオイル・日焼け止め)などが水着に付着しないようにしましょう。劣化を早めたり、生地の変色を起こしやすくなります。
(2)泳いだ後は、濡れたままの水着を洗わずに、ビニール袋にいれて車内放置。これは最悪です。水着の劣化を早めてしまいます。水着は濡れたままと高温での放置は絶対厳禁なのです。
(3)水着を脱いだらすぐに水道水でしっかりとあらう。まず最初にすべきことは、水道水で水着を十分に洗ってください。海水が付着した状態では、生地に対しても悪影響を及ぼすのです。
(1)水着は伸縮性のある生地で作られておりますから、繊維の奥深くまで砂が入り込んでいることも。洗濯前には、バケツの中に水を張った状態でゆらゆらと「振りあらい」してください。
これを怠って洗濯機の中にいれてしまうと、洗濯機の中に砂が入り込んでしまうだけでなく、水着以外のものと一緒に洗った時、その服に砂が入り込んでしまいます。
(2)これを繰り返し3回ほど行うと、砂が出てこなくなります。その後、水着を洗濯します。
そして「必ず中性洗剤で洗うこと」
普通の洗濯物と一緒の洗剤で水着は洗わないでくださいね。
水着の洗い方などは、こちらのサイトを参考にしていただくと良いかもしれません。
http://mykaji.kao.com/1827/
(3)洗濯後でもまだ砂が混ざっています
洗濯機で洗った後も、まだ砂が入っています。そこで、私は掃除機を取り出して指で繊維を広げながら、吸い出してしまいます。このほかにも、海水浴後に大活躍するのがエアーダスター。靴の中に入った砂っていつまでも取れませんよね。
靴の中も、水着の奥に詰まった砂も、エアーダスターで吹き飛ばしてしまいましょう!
(でもスプレーの車内放置は危険ですから、屋外へは持ち出さず、帰宅後にスプレーしましょう)
水着における洗濯時の注意点です!
・中性洗剤をつかうこと
・漂白剤は絶対に使用しない
・ドライヤーでの乾燥もダメ
・乾燥機やアイロンがけもダメ
・干す時は日陰干しで形を整えてから
水着の収納時に気をつけたいことは、防虫剤などの薬剤に接触させないことが肝要です。そして、パッド付きの水着は型崩れに注意してください。パッド部に柔らかい布や紙を詰めて収納すると良いでしょう。
プールの塩素が水着にとっては大敵で、素材の劣化を早めます。私もプールでウォーキングを行っていますが、水着の中を水がよく通過する部分、例えばお尻の縫い目などは他の部位よりも劣化が早いです。
なので、プールに入った後は
・水着を脱いだらすぐに、水道水でプールの高濃度塩素を除去すること。
・早めの洗濯
これらが大切です。
特にフィットネスクラブに通われている方が、着用頻度も多いでしょう。このようなちょっとしたこまめなケアが、水着を長持ちさせます。
プールでのフィットネス水着については、こちらの記事もどうぞ
素敵な水着を着て、楽しい夏をお過ごしください!
それでは!また10日後
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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