もうすぐ、憂鬱な梅雨がやってきます。
ジメジメとカビが気になってくる季節ですが、この季節のお洗濯は「部屋干し」
が中心。
そこで気になるのが、洗濯物の生乾きのニオイ。雑菌の繁殖を抑えた「部屋干し洗剤」を使う前に、根本的に
忘れがちなのが、洗濯機自体に潜むカビや雑菌です。
洗うたびに洗濯物に雑菌を付着させては元も子もありません。
そこで、部屋干しシーズンなジメジメ季節の梅雨を前に、「さようなら雑菌!」洗濯機の洗浄をオススメします。
下に続く
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今回、洗濯機の洗浄を行ったのは
、
洗濯槽に穴のあいていないタイプのもの。
このタイプは、脱水時の水を洗濯槽の上部から裏側に流してしまうタイプのため、
洗濯槽の裏側の水が槽内に入ることがないもの。
したがって洗濯水やすすぎ水が、汚れた部分が触れることはないため、
穴の開いた一般の洗濯機よりも綺麗かと思いますが、それ
でも槽内に顔を近づけると生臭いです。
どうやら、裏側にカビが潜んでいるようです。
では、洗浄スタート!
まずは外側のプラスチック部の清掃。歯ブラシなどを用いて、細かなホコリなどもしっかりと落としていきます。
めちゃ汚いです。汚すぎ。ごめんなさい。
洗濯槽内も薄っすらと汚れております。
この穴なしタイプの槽洗浄は、取扱説明書を見て行ってください。
なぜかというと、洗濯槽の外側は排水に直結しているため、洗濯槽の外側に水を溜めるには工夫が要ります。
この機種の場合は、
排水パイプを外して所定の位置に収めるなど、外側にあふれた水を洗濯機内に入れておく必要があるのです。
さて、洗濯機内に入れるのは50℃ほどのお湯。
満水からさらに溢れさせて、槽の外側にもお湯を満たします。洗濯機が自動
給水し、冷たい水が入ってお湯の温度が下がらないように注意してくださいね。
(この温度が大切なのです)
そして今回洗濯機の洗浄に使うのは、私たちクリーニング関係者が愛してやまない「
洗濯機の洗濯の定番中の定番!
」花王さんの「ワイドハイター粉末タイプ」です。
これを一袋、500gすべて使います。
はい、ここで!ひとこと。
高価な洗濯槽クリーナーは買う必要はありません。
安く手に入る、
過炭酸ナトリウムがあればそれで十分です。
それでは一袋すべて投入です!
遠慮なく、すべて入れてください。
どんどん入れて〜
すぐに溶けて、泡が出てきます。
シュワシュワシュワ〜と泡が出て気持ち良いです!
この泡が、洗濯槽を素晴らしくキレイにしていきます。
今回は槽洗浄コースを用いました。
槽洗浄コースがなくても大丈夫です。
5分ほど撹拌して
その後、お湯を足しさらに溢れさせて二時間ほど放置します。
この放置している間に、洗濯槽に生えたカビなどを剥がしていきます。
本当なら一晩置いておくのをおすすめしますが
ブログを書く関係で、今回は二時間つけおきです。
zzz お昼寝でもしましょう zzz
さあ、排水です。
かなりの汚れが浮き出てきてます。
しかしこの洗濯機は、洗濯槽の外側と内側の水が中で混ざらない
(そもそも外側に水が溜まらない)仕組みなので、
外側にこびりついた汚れを肉眼で見ることができません。
なので、どんな汚いものが取れているのかは、
こちらをご覧いただくと嬉しいです。
出典:誰でも簡単にできる”洗濯機の洗濯”
本当はね、この洗濯機の洗浄!
一年に2回ほどやって欲しいのです。
梅雨前の今ぐらいと・大掃除の時
部屋干し臭さの原因はズバリ雑菌です。
洗濯物にたまった雑菌は洗濯で落とせますが
洗濯機の雑菌を付着させては意味がありません。
洗濯槽に水を張り、二回ほどすすいで終了。
穴なし洗濯槽のお掃除は簡単ですね。
さあ、洗濯槽の中のニオイもスッキリ取れました!
これで
今年の梅雨対策も万全。もう部屋干しも怖くないゾ!
でもね、部屋干しのニオイ対策は、いかに乾燥時間を早めるか!も大きな勝負どころです。
こちらの話は、また季節がやってきたらその時じっくりと!
洗濯は楽しいことばかり。
洗濯槽を眺めて、みるみる汚れが取れてくると、ストレス解消になりますよ!
今度のお休みの日にいかがですか?
はい、洗濯を楽しみましょうね♪
<関連記事> 穴あき洗濯槽の洗浄事例。こちらの記事もたくさん読まれております。
汚いものがデロデロ出てきてますよ。あなたの洗濯槽ももしかしたら・・・
誰でも簡単にできる”洗濯機の洗濯”
関 誠(Makoto Seki) ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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