今日は冬場のお洗濯のお話です。
もうそろそろ乾いたかな。夕方洗濯物を取り込もうとして触った瞬間、「あれ?まだ乾いていないかも」このような経験は良くあります。そして仕方なく、洗濯物を取り込みさらに室内干しを。冬場は外気温が低く日照時間が短いので日中一日では十分に乾かないことも。
そこでアドバイスしたいのが、洗濯時間の改善から。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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「午前中に洗濯して昼間は外に干して、乾いていないものを夕方から部屋干しする」習慣を逆転させ、「夜に洗濯して夜中に部屋干しし、朝から外に干す」。このように、洗濯を行なう時間と乾燥開始時間を昼夜逆転させてしまうことも、一つの方法です。
マンションやアパートなど集合住宅の場合は騒音に注意しながら時間を選び、夕方~夜に洗濯してまずは一次干しとして部屋干しします。
できるだけ空気の流れのある場所を選び干します。カーテンレールを利用しがちですが、室内のカーテン付近は空気の流れが弱く、本来は乾燥には向いていません。
また、石油ファンヒーターやガスヒーター近くで乾燥させることもありますが、灯油やガスが燃焼すると水蒸気が発生しますから、適度な換気を行なわないと、極度な湿度上昇により室内の結露やカビの発生が心配です。
乾燥による室内の湿度上昇と夜中の気温低下に伴う結露やカビ防止の観点から考えると、家族全員の入浴が終わった浴室や脱衣場がベストです。
浴室の換気扇(24時間タイプを含め)は常に動かしておき空気を強制循環。乾燥中に発生する湿気を溜めこまないようにするのがポイントで、さらにより効果的に乾燥させるならば、除湿機があればなお良いです。
扇風機の風を洗濯物に当てて、除湿機を併用すると、量にもよりますが一晩で乾燥が終えることも可能です。
そして一晩部屋で干した洗濯物を、翌朝から外に干し完全乾燥させます。
前日夜からの室内干しで、フリースなどの化繊や薄手のものは半分ほど乾いているかと思いますが、ジーンズなどの厚手のものはまだまだ。しかしここから日中一日外で干せば完全乾燥できるでしょう。
これで夕方に洗濯物が乾いていない…こんなお困りを解決できるはずです。
サンケイリビングさんのビジネスウーマンに対する調査によると、平日に洗濯をする時間帯調査では、一人暮らしで84%、夫婦二人暮らしで69%、夫婦と子どもで50%、全体で68%の方が「夜洗い・夜干し」している結果もあります。
夜洗濯派の方が増えているようです。
乾燥不足でお困りの方は、「夜洗濯・部屋干し・外干し」の洗濯乾燥サイクルを一度お試しください。
常に雪深く、冬場は外に洗濯物を干せないご家庭は、室内干しなら除湿機の併用が一番ですね。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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