これからの季節、特に増えるドアノブや車のドアを触った時や服を着かえる時に「パチパチ」して痛いのは静電気のしわざです。
正確には「静電気が発生して火花放電が起きた」となりますが、普通は「静電気やぁ~」って言いますよね。
大きいものでは雷、小さいものでは女性だとうなずいてもらえると思うのですが「スカートの裏地が足にまとわりつく」こと。これ、ホントに嫌なんですよね。
服でいうと、コートを脱いだ時や着替える時にも「パチパチ」は発生します。
でもね、この「パチパチ」の発生を抑える方法があるんです♪
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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《静電気の発生を抑える・その1》
繊維にはプラスに帯電しやすいものとマイナスに帯電しやすいものがあります。そのプラスとマイナスの素材を組み合さないようにするといいんです♪
具体的には・・・
←マイナスに帯電しやすい / プラスに帯電しやすい→ |
|||||||||
塩化ビニル |
アクリル |
ポリエステル |
麻 |
木綿 |
皮 |
絹 |
レーヨン |
ナイロン |
ウール・羊毛 |
この表に書いてある順番で、なるべく隣り合わせや近い場所の素材の服を組み合わせると静電気の発生は抑えられます。
もしかしたら、中には「パチパチ」が好きな人もおられるかも知れません。(笑)そんな方は、例えばレーヨン素材のブラウスにアクリルのセーターを着て、その上からウールのコートを羽織ります。
そして、脱ぎ着する時は派手に!大きな動作ですると確実に(笑)静電気が発生します。
《静電気の発生を抑える・その2》
上記のようなパチパチ組み合わせを仮にしたとして、それでも静電気の発生を抑えようと思う時には、柔軟剤を使用します。
柔軟仕上げ剤や静電気防止剤(スプレー)には、電気を外に逃がす働きをする成分が含まれているものがあります。それらの仕上げ剤を衣類に用いることで静電気が溜まりにくくなります。
また、柔軟仕上げをすると繊維同士の滑りが良くなり摩擦が起きにくくなるので、静電気の発生自体を抑えることができます。
ここで注意することは、洗濯時に洗剤と柔軟剤を同時に使わない事、です。全自動洗濯機の場合は柔軟剤投入口に、二層式洗濯機や手洗いの場合は、すすぎの水がきれいになってから適量入れましょう。
《静電気の発生を抑える・その3》
静電気は乾燥した空気に発生しやすいので、室内だと加湿器を使用したりして乾燥を防ぐことも効果的です。また、手の場合、指先に静電気が溜まりやすいので、注意すること。
私は、ロッカーにこんなのを貼っておき、先にさわってから開けたりしていました。セルフのガソリンスタンドにもありますね♪
これからの季節、静電気の発生を抑える服の組み合わせをして暖かくしてくださいね。
![]() 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |
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