GWや夏休み、年末年始など休日続きの時は、外食が増えますよね?
外食が増える=お気に入りのお洋服への食べこぼしリスクが増えます。
そんな時、外出先でできるシミへの対処法やご自宅でのシミの落とし方を知っているだけで、お洋服がキレイにキープできるようになります。
今日は、普段着(お家で洗えるお洋服)への対処法を中心に書いていきたいと思います。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
宅配・保管クリーニング(ラクリ)
シミには「油溶性のシミ」と「水溶性のシミ」があるというのは、過去の記事を読んでくださっている方にはオナジミですよね??
食べこぼしのシミでよくあるのが
・炒め油
・調味料
・飲み物(お茶や果汁)です。
(1)油は無色であれば自宅に帰って洗剤をシミ部分に直接つけて5〜10分くらい放置の後、いつも通り洗濯機で洗いましょう。
(2)油の中でも色のついた油(ラー油など)は、お洗濯前に洗剤と漂白剤を溶いた30度くらいのぬるま湯1時間ほど漬け込んだ後、洗濯機へ。
(3)調味料のシミは細かく分けるとキリがないのですが、お醤油などは魚や炒め物など、ほかの食材を混ざっている状態で付くケースがほとんどです。まずは無色の油同様、洗剤を直接塗って洗い流しましょう(シミに覆われた油の膜を落とします)。それでもシミが残っている場合は2の工程を試してみてください。
(4)飲み物は、お茶やコーヒーなどは酸素系漂白剤に1時間漬け置き洗いです(30度くらいで)。ただしこの時、コーヒーや紅茶でミルクを使った場合は常温の水程度にとどめてください。ミルクの成分が固まってしまうのを防ぐためです。
(5)果汁のシミは、拭けば消えることがほとんどですが、これで安心しないでください。きちんと洗い流しておかないと時間の経過とともに黄ばみとして浮き上がってきます。いつもより念入りに洗ってください。
食べこぼしを付けてしまった瞬間は、慌てておしぼりなどでぬぐってしまいがちですが、そんな時は乾いたティシュペーパーで拭う程度にしておくのが一番です。その時はシミが目立って恥ずかしいかもしれませんが、あとあとそのお洋服を今までのようにお気に入りラインに入れておくためにも慎重に対処しましょう。
そして上記のやり方が必ずうまくいくかというと、そうではありません。
素材とシミの種類の組み合わせなど、シミは意外と奥が深いのです。
これだけは絶対にシミを付けたくない!そんな風に思えるお洋服に出会えることって、素敵なことです!そんな素敵なお洋服を着て、お料理や会話、お店の雰囲気を思いっきり楽しみたいものですよね。
でも、その中で少しだけいつもよりお行儀よく振舞ってみるのもある意味「シミへの対処法」なのではないでしょうか。膝にハンカチをひいたり、油が跳ねそうな鉄板料理の時はお店が用意してくれたエプロンをつける。これだけでも十分シミの防止に役立ちます。
今まで気遣わなかったちょっとしたこと。ぜひこちらの方から試してみてください。シミは付かないことに越したことはないですから。
では残りの休暇を存分に楽しんでください★
私もお出かけしてこよっと!
Have a great holiyday!
この記事を書いた人
麻野 かずみ(Kazumi Asano) くりーにんぐ あさの 代表
「お客様にお洋服を楽しく着ていただくこと」が使命のスーツアシスタント。スーツ販売、スーツコーディネート指南などを経て、現在横浜市にてクリーニングショップ及びオーダースーツの代理店を経営している。
オフィシャルサイト http://cleaning-asano.com/ |
麻野かずみの最新記事
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね