今日は、ご家庭でできる色止めの方法について。
先日、とあるアパレルから「新品の」ジーンズの色止めの依頼がありました。
染料しっかり染まってないと商品として店頭に置けないからです。染料の染まり具合は「染色堅牢度」という基準がありまして、5級から1級というランクに分かれています。数字が大きいほど、染料がしっかりついている。低いほど染料がとれやすいということになります。
・5級はしっかり染まっている。
・1級は染まってないのですぐに色移りしてしまう。
といったところです。
今回は2級品を4級まで上げてほしいとのご依頼でした。
どれだけ色が出るかと言うと、「手で擦ると、手のひらが真っ青になるくらいです」正直これが治るのか?と心配でしたが、1点のサンプルジーンズにいろいろな色止め方法を試してほしいとのこと。
通常お客様からの依頼なら、それ専用の薬品を使用したり、お湯と洗剤で余分な染料を出したりしていましたが、なにせ新品ですので、色合いが変化したりしてはいけませんし、その後100本ほどのジーンズに高額の薬品を使用しては、処理費用が高くなってしまいます。
そこで、インターネットでいろいろ記載されいる、色止め方法を実際に試してみました。
すると完璧ではありませんが、効果はテキメン!後でわかったのですが2級から4級くらいまで、染料が定着したそうです。色が出やすいものか?を判断するには、白いタオルの一部を水で濡らし、ジーンズを擦ってみるとタオルに色が移ります。
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電車内や人混みなど
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(文/Yoshihiro Tamura)
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