年末の大掃除、頑張ってますか。お部屋の中のお洗濯といえばカーテン。洗濯機で洗われる方も多いかと思いますが、ちょっとだけ注意しなければいけないポイントがあります。それは、西陽があたり続けていたカーテン。
同じ日に買い揃え使い始めたカーテンですが、西日が強く当たる場所で使用していたカーテンは、他の向きにかけられていたカーテンよりも繊維の劣化が早く進みます。
なので…ちょっとしたお洗濯でも、やぶれてしまうことが起こります。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
埼玉県入間郡三芳町にあるイドカバネットのクリーニング店
クリーニングたむら 田村直仁さんに聞きました。
紫外線による繊維の劣化は、こんな場所にも現れます。顕著な例として、例えば…カーテン開いたときに束ねておくタッセル。その紐部分ですが、強い力をかけていないのに「プチ」っと切れてしまった経験はありませんか?
これも、タッセルの紐の部分の紫外線劣化によるものです。
レースのカーテンは一番外側にかけられ、昼間一日中強い日差しに晒されます。
だから、西側のカーテンを外したら。
(1)カーテンを手に持ちながら観察。
色の変化を見ます(日焼け度合)。
ヒビや破れが無いか確認してください。
(2)指で少し引っ張ってみる。
劣化していると、ちょっと引っ張るだけで破れてしまうものもあります。
こうなったらお洗濯は諦めてください。
誰が洗濯しても破れます。
この確認を行わずに洗濯してしまうと、劣化していた場合、かなりの確率で破れてしまいます。
(カーテンが劣化するのは、西側だけではありませんから、念のためすべてのカーテンを点検する必要もあります)
台所の側やリビングにかけられたカーテン。
天ぷら油・焼肉・たこ焼きお好み焼き…その他、毎日の料理の匂いがたくさん付着しています。
だから、他の部屋のカーテンよりも消臭スプレーを使用しているかと思います。
ここで一つ!
消臭スプレーの成分は
(専門的にはマスキングタイプの消臭スプレーのこと)
汚れ…の視点 でみれば、臭いを閉じ込めるものかもしれませんが
繊維…の観点 で考えると、汚れも消臭スプレーも同じ付着物
年末はカーテンを洗って、よごれだけでなくすべての付着物をきれいさっぱり洗い流しましょう。
この話は、こちらにもうすこし詳しく書いてあります。よろしければどうぞ。
私のブログですけどね。
http://zendoramakoto.hatenablog.com/entry/2014/09/24/080354
関 誠(Makoto Seki) ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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