今年は例年になく梅雨入りが早いです。
私の住む関西でも5月16日に観測史上もっとも早く梅雨入りしました。
この原稿を書いている今も、外は雨・・・なんだか歌が聴こえてきそうですね。(笑)
こんなジメジメした日が続くと気になるのがカビです!カビは衣類や家の壁、床、家具、浴室に発生するだけではなく、アレルギー反応など健康にも影響を与えます。
(以下、カビの発生条件につづく)
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
温度
5℃~35℃で発育可能 でも過ごしやすいのは20℃~30℃かな。
湿度
75%以上ならどんどん増えちゃう 60%以下だとじっと待機するんだ。
栄養分
大好物はタンパク質、炭水化物、脂肪など。皮脂汚れや髪の毛、ホコリもご馳走。
酸素
酸素がないと生きられないんだ 真空パック+脱酸素剤なんて大嫌いだ~!
洋服に生えるカビは主に黒カビと白カビ。
黒カビは一度生えたらしつこく居座ります。
洗って見た目はきれいになっても、いわゆる根っこが残っている場合、条件がそろえばまた増えます。
カビを放置すると、生地の色が抜けたり変わったりします。生地が傷んで薄くなると破れやすくなります。
通気性の悪い押し入れやクローゼットの中もカビにとっては居心地バツグンです。洋服に付いた食べこぼしや髪の毛、隅っこにたまったホコリがあればどんどん増えます。
一番居心地が良いのは
北側の空気がこもった・いつも湿気っぽい押し入れの壁際。
一番居心地が悪いのは
通気性が良く・乾燥していて湿気の少ない2階などです。
1.衣類の保管場所は通気性の良いところがベスト
2.押入れにはすのこを敷くのも効果的
3.湿度が高い時はエアコンや除湿器を使用しましょう
4.タンスやクローゼットには衣類を詰め込まないように
5.お天気のいい・乾燥した日は換気を行いましょう
これはNGですよ。
湿気は下に溜まります。
押し入れにすのこを利用するのは、空間ができて空気の流れが可能になるから。
反対に、例えば布団を直に置いたり、押し入れいっぱいに詰め込むと、押し入れの床や側面に湿気が溜まりカビの温床となります。
特に1階の北側の押し入れなど、日当たりの悪い・乾燥しにくいところは湿気がこもりやすくなります。
床や側面にすき間を作って空気の通り道を作ることで空気の流れができ、換気も効果的に行えます。
布団や毛布などの保管は、圧縮袋+脱酸素剤を使用するとカビ防止に効果あり。
除湿器も効果がありますが、エアコンの方がさらに効果的です。
エアコンがない部屋の場合は扇風機を使用し、部屋の空気を流しましょう。
みか(Mika) 洋裁や手芸が大好きな生粋の関西人♪ 繊維製品品質管理士の資格を活かすべく地道に奮闘中! |