意外と知らないファー製品
最近、毛皮のコートはあまり見かけませんが、襟やフードなどにファーが付属している衣類が多いです。
冬物をしまうこの時期に、付属品のファーをどうするか迷うところですが、意外と安易に考えてしまう人も多いようです。冬物と一緒にクリーニングに出せば、ファーもお手入れされますが、基本的には付属品は別料金ですから、その辺りの判断は悩ましいところですね。
しかし実際に使用している限りは、ファーも汚れますし使用頻度も増します。
襟など肌に直接接触しているファーは、皮膚から分泌される皮脂分が付着しますし、フードなどのファーも、人混みや満員電車などいろいろな場所に触れているでしょうから、汚れていないなんてことはありません。
ですから冬物のファーをしまう際にも、必ずお手入れはしておくべきでしょう。
専門のクリーニングに出せばベストでしょう。特に襟などのリアルファーは、専門店にお任せしましょう。フェイクファーはアクリルを使用したものが多く、ですから手洗いで水洗いも可能です。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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中性洗剤を水に溶かして、押し洗いしましょう。
注意点は、アクリルは熱に弱いことです。従って乾燥機はNGです。スチームアイロンも厳禁です。陰干しで吊るし干しして、乾いたらブラッシングしてください。
リアルファーは、湿気が大敵です。カビの原因にもなります。
・普段でも湿気や、雨の日の使用を避けるなどを心がけましょう。
・使用後は乾燥させてブラシをかけて、ほこりやごみを払い、毛並みを整えましょう。
・折りたたんでの保管や、ハンガー掛けでも詰めて掛けると毛並みにクセがつくので注意しましょう。
・毛並みにクセがついたら、蒸しタオルを二分ほど当ててブラシで毛並みを整えましよう。
(文/Takeshi Tsukiyama)
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