灯油が手についてしまって臭いがなかなか取れない時!あなたならどうしますか?
寒い日には欠かせない石油暖房機器。石油ファンヒーターも石油ストーブも、タンクに灯油を入れる作業はとても億劫です。
灯油をストックしておく場所も玄関など比較的寒いところですし
「あ〜早く暖かい部屋に戻りたい…」
でも、そんな時に限って、石油をこぼしてしまうんです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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余談ですが
なぜラーメン店のラー油は、なぜいつもあんなにベタベタなのでしょうか?
これを解決する策は、無いのでしょうかね。
さて、手に移った灯油の話に戻りますが
皆様はどのようにしていますか?
石鹸やハンドソープで洗ったくらいでは、灯油の臭いはなかなか取り除けません。なぜなら、灯油の分子はとても細かく、指のシワや指紋の溝奥深くに入り込み、手を洗ってもなかなか出てきてくれないのです。
それでも、しばらくすると揮発して臭いは消えますし放置しますが、例えば料理をしなければならないときや、人と会う・接客仕事をしているなど、すぐに臭いを消したい場合はどうすれば良いのでしょうか?
まず思い浮かぶのが
食器用の中性洗剤の原液を手につけて洗う方法です。この方法が一番試されている一般的な方法だと思いますが、どうも体にも皮膚にも良いとは思えません。
そこで覚えておいて欲しいのが
マーガリンを使います
マーガリンを手に塗り、手を擦るように付いた灯油とマーガリンをなじませて、灯油を浮かせ、あとは石鹸やハンドソープで洗い流してしまう手法です。
また、マーガリンよりももっと手軽なもので、サラダ油がありますね。
手法は一緒です。手に少量取り、なじませて、浮かせて、洗い流してしまう方法です。
女性の方は、何か思い出しませんか?
はい!メイク落としのクレンジングオイルと一緒です。油汚れは油で汚れをなじませて落としますね。実はドライクリーニングも原理は同じで、石油系溶剤を使うのも油の汚れを落とすために…なんです。
マーガリンを冷蔵庫から出すより、サラダ油の方が手軽でしょうか?
手に灯油がついてしまった時、まずお試しあれ!
最後に灯油の臭い番外編
(買いに行かずに宅配にすれば良かった…と後々後悔)
実際にあった私の話ですが、近くのガソリンスタンドに灯油を買いに行った際、タンクのキャップの締めが甘くしかも車の揺れでタンクが倒れてしまいました。
そしてまさか!のトランク内に灯油を大量にこぼしてしまいました!
まずは
(1)タオルで灯油を拭きとり
(2)キッチンペーパーで擦ったり押さえつけたりしてさらに拭き取り
何日間か放置しました。
すると、灯油は揮発するので徐々に臭いは消えてきましたが、ひと月経ってもふた月経っても、完全に消えるまでにはいきませんでした。
なぜでしょうか?
トランクルーム内は布張りでしたので、乾けば臭いも消えるはずです。しかし、いつまでも臭いが残っていたのは、実は、トランクのドアと本体との間のゴムパッキン類に付着した灯油の臭いでした。
パッキン部を水拭きすると、ようやくあの灯油の臭いから解放。完全に消えました。
車で灯油を買いに行かれる方へ!
油断大敵。タンクのキャップはしっかり締めて。
車内で倒れることのないように、置き場には工夫して。
くれぐれも気をつけてくださいね。
![]() ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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