海外大好き!クリーニング師の麻野かずみです。今年の夏は8年ぶりのニューヨークに行ってきました!
ニューヨークは世界各国から様々な人種が集まるごちゃ混ぜの街です。
肌の色も体型も、本当に様々。夏ということもあって、女性の大半はタンクトップやキャミソールというちょっと大胆なファッションが目立ちました。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


宅配・保管クリーニング(ラクリ)
欧米人の体型はとってもボリューミーなので、道行く女性の胸元に釘付けになってしまったのはココだけの話です。(無い物ねだりでしょうか…笑)
日本だとふっくら体型の女性は、体型をごまかす傾向があります。
筆者は高校時代までは70キロを超えるおデブ体型だったのでその心理がわかります。またそういった体型の日本人女性は性格も内向的な方が多いのではないかという印象があります。(日本に限ったことではないのかもしれませんが)
さて、今回は胸元のお話ではなくて、なぜ体が大きくても平気で露出度の高い服を着るのか。なぜあんな風に堂々と着られるのかをお伝えしたいと思います。
これは幼少期からの教育や価値観によるものが大きく関係していて、「人は人、自分は自分」「他人との違いは、個性」という感覚を持っているからなんですね。
英語圏の人はとてもポジティブで社交的です。自信や個性をアピールすることが美徳とされる個人主義的な面が感じられます。
できない事を言って自分の評価を下げるよりも、できる事をアピールする方が合理的だと考えるんですね。
さて、それが大きい体とキャミソールのファッションにどう関係するのかというと…みんな自信家なんです。アメリカには周囲の目を気にせず、自分が着たいものを着るというのが当たり前の社会がありました。
そしてそのダイナマイトボディーは個性であり、人との違いこそ美しさだとそれぞれが思っていることでした。
そういえば英語では太っていることを表す単語が一つではありませんね。女性のふっくらを表現するのには「curvy=豊満」という言葉を使います。
これは女性の大切な魅力を表す言葉として存在していて、ここには全くネガティブな意味は含まれていないんです。(赤ちゃんのようなふっくらを表す場合はchubby)
日本では体型がいじめにつながることもあります。悲しいことです。幸い筆者は明るいおデブだったためその経験はありませんが、そういう人は今まで何人も見てきました。
大人になってからは体型で人を非難するということはないと思いますが、こうしたネガティブな部分を「個性」と思える考え方も日本にあって良いのではないでしょうか。
海外から見た日本人の保守的で奥ゆかしい国民性も「島国だから」と言ってしまえばそれまでですが、グローバルな社会になった今、各国のお国柄を知るということも必要なのでは?と思うのです。大雑把な例ですが、楽天家が多い国、何でも投票で決める国、真面目で勤勉な国、海外から来た人をもてなすのが当たり前だとされる国など、調べれば調べるほど興味が湧いてきますね(え?そんなの私だけ??笑)
ちなみに、アメリカでも近年はcurvyな体型は自己管理不足という見方が広まりつつあるそうです。そういえば朝からランニングしている人が何人もいて、それぞれ色彩豊かなウェアを着ていました。街中のスポーツショップでもランニングウェアを飾っているお店がたくさんありました。
ランニングウェアが気になる方は、海外のスポーツブランドのウェブサイトなどを是非チェックしてみてください^^
ではでは、旅行で2キロほど体内にお土産を蓄積してきた麻野がアメリカで最も感じた意識の違いをご紹介しました!
次回はいつも通り、お洋服&お洗濯の情報をお届けしますね★
では!have a good late summer!
この記事を書いた人
麻野 かずみ(Kazumi Asano) くりーにんぐ あさの 代表
「お客様にお洋服を楽しく着ていただくこと」が使命のスーツアシスタント。スーツ販売、スーツコーディネート指南などを経て、現在横浜市にてクリーニングショップ及びオーダースーツの代理店を経営している。
オフィシャルサイト http://cleaning-asano.com/ |
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