今週の日曜日は、我が家の娘ちゃんの成人式です。
ついこの間生まれたように思うのですが早いものです。
成人式に初めて着物を着る、または七五三以来なんて方も多いのではないでしょうか?
うちの娘ちゃんもそうなんです。
今日は、そんな方のために振袖姿が誰よりも綺麗に見える、立ち居振る舞いをまとめてみました。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
宅配・保管クリーニング(ラクリ)
まずその前に一つだけ番外編をお伝えしますね。
・番外編(着付け)初めて着物を着つけてもらうので、緊張してお腹をへこませて立ってしまいがちですが、帯やひもが苦しくて気分が悪いなんてことになりかねません。
格好悪くても少し空気を吸い込んで、お腹を少し膨らませぎみにしておくと楽に過ごせます。
・番外編(ごはん)また、朝早いから何も食べずになんてもっての外です。おにぎり1つでも食べておきましょう。
・番外編(着付け後)着付けが終わったら着物の上前、下前、長襦袢の上前、下前、裾除けと順番にめくってさばいて、スクワットのように足を開いておきましょう。こうしておくと歩く時に楽に足が出せます。
・乗車当日は車で移動という方も多いですね。車に乗る時は前から乗り込まずにシートにくるりとお尻を向けて、両袖をきれいに折りたたんで持ち、頭を90度下げてお辞儀をしながら横向きでお尻を下ろしましょう。
まとめた袖を膝の上におき、くるりと体を回すと上手に乗り込めます。
乗る時は、腰、頭、上半身の順に降りる時は足、頭、体の順に
・階段の昇り降りポイントは裾と袖。特に長い袖を踏まないように慎重に。
袖は重ねて左手に持ち、右手で足首やふくらはぎが見えないように注意しながら、裾を少し持ち上げます。
真正面ではなく足をななめに置く感じで進むと、スムーズで美しく見えます。
・基本の立ち方上前(着物を着付けた時に上側にくるところ)ここが一番華やかな柄がくるので、ここが見えるように立ちましょう。顔の左側が見えるように立ち、右足を半歩後ろに引くと綺麗に見えます。
正面を向くと太って見えるので注意してね。
手は軽くそろえると長い袖の流れがきれいに見えます。
背筋はピンと伸ばしてあごを少し引くとなおいいですね。
・座り方
背もたれに深く腰をかけると帯がつぶれてしまうので、背筋を伸ばして浅く腰掛けましょう。袖が床にすれて汚れないように重ねてたたんで膝の上におきましょう。
ソファーなどの低いいすに座ると足が開いて裾が広がるので、注意して下さいね。
立ち上がる時も困るので、ソファーにはできるだけ座らないのがいいかもしれませんね。
・歩き方背筋を伸ばして歩幅を小さく内またで。裾がめくれ上がらないように、お上品に帯の下の着物を少し抑えるようにするときれいにみえます。草履をひきずらない。
・お手洗いこれが一番の難関かもしれませんね。うっかりしていると大事なお着物を汚してしまうので、細心の注意をもって!
当たり前ですが洋式トイレを選びましょうできれば広い多目的トイレがお勧めです。
①両袖をくるりと一周腕に巻き上げ帯の間に挟み込む。
②着物、長襦袢、裾よけ(肌着)の順に一枚ずつはさんでいきます。
③ハンカチをあごの間にはさんで下を向いた時ファンデーションが襟もとに付くのを防ぎましょう。
④終わったら挟んだ順番と逆に一枚ずつさばいていきましょう。
トイレから出る時、裾や帯、おはしょりが折れ上がってないか確かめましょう。
・手を挙げる手を挙げる時は袖口を反対の手でつまんで、脇をしめて肘を出さない。
・お手入れお召しになった後、しばらくは着る機会が少ない振袖、晴れの日が2.3日続く日に、お日様の当たらないところにかけて風を通してあげてくださいね。
畳む時に汚れやシミが無いかの点検も忘れずに。
襟もと、袖口、裾、座った時に手を置く上前などが汚れやすいところです。
しばらく着る機会がない方は、専門店やお近くの着物も扱えるクリーニング店で点検してもらうのがお勧めです。
たくさん注意点をお伝えしましたが、
基本的にはいつもの動きの半分ぐらいでおしとやかに!がポイントです。
でも、何よりも今日はあなたが主役です。
大人の節度を守って思いっきり楽しんでくださいね。
関連情報
一生に一度の晴れ舞台・成人式の振袖でおさえたいポイントあれこれ
山本悠未の最新記事
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね