今の時期、僕は冬物洗いの相談をウケることが非常に多いのですが、洗いにくいものにはファブリーズを吹きかけてお手入れという感じでいいですか??というのが非常に多いです・・・
それはお手入れでないと、説明をしたりしているのですが、あなたはいかがですか??
消臭スプレーの多くは、例えば、お口のケアで例えるなら、「フリスク」みたいなものですね。
電車内や人混みなど
ファブリーズで汚れ落ちているんですか?って聞かれることがよくありますが、フリスクみたいなもんと考えていただければいいと思います。
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マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
フリスクで歯磨きが完了と言えないように、ファブリーズで洗濯が完了とは言えないのです。
例えば人に会う前に臭かったら嫌だからエチケットとしてファブリーズをかけておく。
これは素材注意なものもあるけど基本大丈夫です。ただ、それだけでしまいこんでしまうこれはかなりまずい。それって歯磨きをせずに寝てしまうようなものです。
イドカバネットは
フリスクも人の前に出る時に1粒噛むといった使い方が基本。フリスクのみで、歯磨きをしなければ、やがて口臭が再発したり、虫歯になってしまいます。
ファブリーズは、使い方次第だと思います。
ただ、「フリスクで口臭が完全に無くなる、虫歯にならない」とは考える人は少ないのに、ファブリーズで、「ニオイも汚れも全部落ちる!」と思ってる人が多いのはちょっと問題。
というわけで、スプレーで済ます、しっかり洗う、両方を上手に使い分けてくださいね!
中村 祐一(Yuichi Nakamura)
“洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。
東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。
オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/
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