冬物のお洗濯の疑問、一挙にお答えします!
急激に寒くなってきましたね!冬服はお手入れが難しいと思われる服が多いので、お洗濯でのお悩み色々ありませんか??
そんな冬のお洗濯の疑問に一挙にお答えいたします!
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冬もの衣料はあまり自分でいじらないほうがいいの?
冬物の場合、ウール、カシミア、アンゴラ、モヘヤなどなど、デリケート素材も多いですよね。これらは水の中に入れ濡らすと繊維の表面が開き、繊維同士が絡まったり、縮んだり、風合いが変わりやすいのでご家庭でのお洗濯が難しい場合が多いです。
部分的なシミ抜きや汚れ落としをする場合にも、その部分だけシミを抜いて終わりではなく、輪ジミを防ぐため、全体を洗うことが必要な場合が多いので、冬物の場合、部分的なしみ抜きも非常に難しいです。
洗いにくいコートなどはどうやってお手入れすればいいのでしょうか??
ブラッシングがおすすめです!
ブラッシングを習慣にすることで、表面の汚れ(おもに、ホコリなど)を落とすことができます。
何となく、黒ずんできたりするのは、そういった汚れが蓄積するからなので、着用後は毎回、全体をさっとブラッシングすることをおススメします。
ブラシは、洋服用のもので、ウールのコートなどは適度な硬さがある豚毛のものがオススメです。
ブラシについてはコチラの記事も参考にして下さい。
おしゃれ人の常識!きれいを長持ちさせるアウターの汚れ落とし→http://www.idokaba.net/article/2015/10/19/468
ドライ表示だったので、お家でドライクリーニングをしたのですが縮みました・・・
実は、勘違いをしている人が非常に多いのですが、ドライクリーニングはご家庭では出来ません。
ドライマーク用洗剤や洗濯機のドライコースなどを使うことを、ドライクリーニングと思っている人が多いですが、それらで洗うことはドライクリーにグとは呼びません。
ドライマークが付いているからと言って、ドライコースで洗ってしまうと縮みなどのトラブルになりやすいのです。
ドライクリーニングについてはコチラに詳しく載っています!
ティッシュをドライクリーニングすると、どうなるのか? -ドライのメリット-→http://www.idokaba.net/article/2014/11/21/38
ニットなどはアイロンあててもいいのでしょうか??
ニットもアイロンをしてあげるとシワも伸びてふんわりしますよ!
その際、アイロンのスチームだけが当たるようにしましょう。
アイロンのコテの部分が触れると、熱で溶けたり、テカったり、毛が寝てしまうことがあるので生地から少し浮かせた状態でスチームを当てるイメージでかけましょう。
アイロンもスチームを当てて、スチームが蒸発するときにニオイも飛びやすくなるので、ニオイも消えやすくなります。完全に消えないこともありますが、短時間でニオイを飛ばす方法としては手軽です。
静電気防止スプレーはどんな衣類に使えますか?
基本的には、ほとんどの衣類に有効です。(ただし皮革、シルク、レーヨンなどの一部はシミになる場合もあるので目立たない部分テストしてから使用しましょう)
アウターなどもいいですし、ニットなども、かけておくと衣類同士の摩擦で起こる静電気が軽減できますよ。
スプレー消臭剤を使って、いつもお手入れしていますが気をつけることはありますか?
スプレータイプのものは、嫌なニオイをいいニオイで包んで目立たなくするものが多いので、その場合、根本的なニオイの解決にはなりません。お手入れというよりは、一時的なものと考えたほうがいいですね。
また、使いすぎると、スプレー液に含まれる成分が衣類に残ってゴワついたり、シミになることもあるので、それも注意してくださいね!
以上、今日は冬服にまつわる洗濯のご相談にお答えしました。
冬服も上手にお手入れしてしていきましょう!
この記事を書いた人
中村 祐一(Yuichi Nakamura)
“洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。
オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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