こんにちは。今日の担当はみかです。
皆さんはタオルや雑巾を「ちゃんとしぼる」ことができますか?
インターネットで調べてみると、日本人の約6割がちゃんとしたしぼり方ができないそうです。
《えっ・・・私はどうなんだろ?ちゃんと出来てるのかな?》って気になりますよね。
タイトルに「マッサン」を見ていて気付いたって書きましたが、それは「マッサン」に出演しているヒロインのエリーさんが井戸端で洗濯板を使って洗濯をしているシーンでした。
下に続く
電車内や人混みなど
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洗濯物のしぼり方が変わっているんです。
どう変かというと、おにぎりをにぎっているように丸く押さえつけているやり方でした。
しぼり方の3つのパターンは次のようになります。
・縦しぼり
・横しぼり
・握りしぼり
この「握りしぼり」をされていたんですね。
このしぼり方だとしぼりきれなくて水がボタボタ状態です。
では、どうやってしぼるのが一番しっかりしぼれるのでしょう?
「縦しぼり」とは、雑巾を縦にして右手を上(逆手)、左手を下(順手)に持ちます。剣道の竹刀やゴルフクラブを持つような感じですね。
この持ち方で脇をしめて手首を内側に絞り込むようにすると(向こう側に押すような感じ)無理なく力が入ってきっちりとしぼれます。
「横しぼり」(雑巾を横に順手で持ってしぼる方法です。鉄棒で前回りをする時の持ち方です。)実は私はこのしぼり方をしていました。このしぼり方ですと、順手と順手なので力が上手く入りにくいそうです。
参考: http://allabout.co.jp/gm/gc/220690/ より
でも、縦しぼりと横しぼりは
生地、繊維に負担をかけますので
洋服は握りしぼりですよ。
お気をつけくださいね。
《宇宙空間で雑巾をしぼるとどうなるのか》という素朴な題材をテーマにした実験を、宇宙ステーションでカナダの現役宇宙飛行士Chris Hadfield氏が動画を撮影して公開されています。
http://irorio.jp/furukawa/20130422/55556/
このように、雑巾からでた水分は勿論重力がない空間では「下に落ちること」はなく雑巾や手のまわりにまとわりつくことになります。
ケガや病気で力が弱い方や小さいお子さんなどにはこんな便利グッズもありました。
穴のあいたちくわ状の棒に雑巾を巻いてしぼると、少ない力でしっかりしぼれるのだそうです。
また、この棒は分解して洗えるので清潔に保てるそうです。
http://www.kai-group.com/store/products/detail/3698
誰もが小さい時から大人になっても常にする「しぼる」という動作は、ちょっと見直すと、ずい分楽に・しっかりこなせるようになります。
また、最近ではいろんなお助け便利グッズも販売されていますから、どんどん利用してみてはいかがでしょうか。
それから、しぼったタオルを干すときは、パンパンってしばいて(←って、通じますか?タオルの両方の端っこを持って空中で振ってしわを伸ばすやり方)形を整えると、乾いた時にしわがなくすっきりのびてきれいに畳めますし、またタオルの繊維も立ちあがってそのまま干すよりはずっとふんわりしますよ。
お試しあれ。^ ^
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