今年はナイトプールが流行しているそうです。
ホテルのプール、しかも夜です。
ライトアップされたプールに、おしゃれなドリンクを飲みながら写真を撮影。
もちろんそれをSNSで公開。
なので、その時に着ているウェアはおしゃれで可愛いものです。
その可愛いウェアを翌日に洗濯してはいけない。その理由はこちらです。
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
厚生労働省ではプールの衛生基準を設けています。
100㎥以上の遊泳用のプールでは
1. 水素イオン濃度 Ph値5.8以上8.6以下
2. 濁度は3以下であること
3. 過マンガン酸カリウム消費量は12mg/l以下であること
4. 遊離残留塩素濃度は0.4mg/l以上であること。1.0mg/l以下が望ましい。
5. 大腸菌群は100ml中の最確数は5を超えないこと。
などなどの規格があります。
特に注目は遊離残留塩素です。
塩素は水道水にも含まれる薬品で、殺菌効果の非常に高い特性があります。
飲料にも含まれる成分なので、使い方次第で安全に使われる薬品でもあります。
ただし、この薬品には殺菌の他に「漂白」という効果があります。
まれに水道水で漂白されたなんてこともあるぐらいですが、水道水の遊離残留塩素濃度が0.1mg/lから0.4mg/lですからプールの塩素濃度がかなり高いことが分かります。
多くの人が出入りするプールではその塩素濃度は比較的高めです。
「プールで疲れたから明日洗濯する」は遅いかもしれません。
それと今年の東京は寒いですから、水着の上にシャツを着て寒さをしのぎ、シャツにその水が染み込みます。
スイムウェアの柄やシャツの色がプールの塩素で漂白されるかも知れません。
「プールから帰ったら即、洗濯」
これが色柄を守る方法です。
(文/Hideshi Mihara)
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