みなさんこんにちは!
日本はお天気が不安定ですね。
さて、今日はペーパー素材(紙)を使ったニットについてのお話です。
先日、久々の買い物に行ったんですが、その時買ったニットがペーパー素材でした。お店の販売員さんから、「これ、ペーパー素材なんですよ〜」と言われて真っ先に見たのが洗濯表示。はい、職業病ですね(笑)
気になる表示の内容はというと…
なんと水洗いOK!!!!!
(もちろんドライクリーニングもOK)
金魚すくいのアレ(ポイですね)も、お手洗いで使う紙も水で簡単に破れるし、コピー用紙は雨やグラスの水滴がつくとシワシワになるし、紙って水との相性悪いんじゃないのーーーー!!!って、思いますよね?!
今回買い物をしたお店は、女子なら誰でも行ったことがある(と思う)有名&店舗数の多いセレクトショップ。
割と買いやすいお値段で販売されていたので、持っている方も多いのでは?!と思い、今回の記事にしようと思いました。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
ペーパー素材が世に登場してもう10年以上になります。
出来たての頃は手作業での生産がメインだったため、高級素材の類だったそうですが、今では機械での量産ができるようになったこともあり、製品化されるケースが増えました。
この素材は、別名「抄繊糸(しょうせんし)」と言って、コピー用紙というよりは和紙の感覚が近いです。
糸の構造はというと、細く切った和紙のようなもの(紙すきして作った短繊維の集合体)を細く切って、それを捻(よ)って糸状にしています。
捻るということは、元の細い紙の状態からグッと密度が高くなっているということです。
そのため紙が抄繊糸(しょうせんし)に変わることで麻より強度があると言われています!!(ほっ。安心)
※水洗いをして良いかどうかはそれぞれの素材やアイテムによって違いますので、これから買う人は販売員さんやお洋服の洗濯表示付近に書いてある「カスタマーセンター」や「お客様相談室」などに確認してみてくださいネ。
私、日頃の移動は車です。車に乗った後、いつもお洋服の背中はシワシワになっちゃいます(泣)
先日、この新しいペーパーニットを着て車に乗ったら…まぁ!なんということでしょう!!!全然シワ、できていませんでした!!!
乗車時間や汗のかき方などの違いはあると思いますが、かなり強い素材だと実感しました!また、生地の質感はハリがあり、プルプルの感触。私のニットは肉厚な麻と同じくらいの弾力がありました。
素材の名前や特徴を紹介してきましたけれどもっ。
気に入っちゃったもんは仕方ない!買いますよね!!!(笑)
わたし、買うのは止めません!
それに素材が紙だからと言って、お洋服の素材としてNGではなく、しっかりとした「素材」です!!だから安心して着てもらうためにも、これだけは買うときに(もうすでに買っちゃった人も)確認してもらいたい!!!
今回私が買ったニットは水洗いOKでしたが、物によってはNGなものもあります。だから、買うときに販売員さんに確認しておく事って、とっても簡単だけど、大事。
意外と気に入ったお洋服を手に入れる嬉しさあまり、後のことを考えずに買ってしまいますよね。それでいざお手入れしようと思ったら…洗えない?!なんてこともあるかもしれません。忘れずに確認しておきましょう。
ペーパーに限らず、長く着たいお洋服との出会いを悲しいもので終わらせないためにも、オーナーであるアナタがお洋服の一番の理解者であるべきだと思います。
洗い方をはじめとするお手入れ全般では、インターネットを開けばいくらでも情報は溢れています。
でも、その情報は、多すぎて選べないし、全てが正しいかというとそうではありません。
きちんと信頼の置けるメーカーや、行きつけのクリーニング店に相談しながら
お気に入りをいつまでも楽しく着てくださいくださいネ★
では!
Have a nice sumer!
![]() くりーにんぐ あさの 代表 「お客様にお洋服を楽しく着ていただくこと」が使命のスーツアシスタント。スーツ販売、スーツコーディネート指南などを経て、現在横浜市にてクリーニングショップ及びオーダースーツの代理店を経営している。 オフィシャルサイト http://cleaning-asano.com/ |
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