こんにちは!今回のMFUメンズファッション豆知識は、前回に引き続きファッションの歴史についてお伝えします。
4世紀頃から13世紀前まで
4世紀頃ローマ帝国は東西に分裂していました。
東方地域を継承した東ローマ帝国(ビザンチン)は、ギリシャ・ローマとオリエント両方の影響を受けています。ローマの巻き布と豪華な東方の絹織物や錦、金糸織りがビザンチンで交わり合っていました。
下に続く
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10世紀頃からはキリスト教文化とともに栄えた美術様式がゴシック様式です。
キリスト教の普及と共に教会風のモードが流行し始めます。体を衣服で隠すようになりました。
13世紀頃は、サーコート(仏語:シュールコート)という上着が登場します。これは十字軍の騎士達が、反射する太陽光を防ぐため鎧の上に着た覆い布が原型と言われています。
頭を通す穴から被り両脇で留めた膝下丈の真っ直ぐの布で、後に袖がつけられジャケットのような上着になり、その下に腰まであるタイツのような長靴下を穿くようになります。
14世紀から15世紀まで
14世紀、靴は柔らかく先には詰め物がされ尖っていました。
もとはポーランドで流行したデザインでプーレーヌ(ポーランド風の)と呼ばれ、柔らかい靴を保護する木靴パトゥンズを同時にはいていました。
14世紀にはコタルディという衣服が着られ、前中央、ウエスト位置までのボタン留めで、ゆったりした袖の肘から手首までをボタンで留めていました。キルティングされた身頃の前又は後ろを紐で締めたボディーコートのようなジュストコールや鎧の下に着る細身のシャツのようなプールポアンが上着となり、そのデザイン、装飾も洗練されていきます。
この頃から男性の衣服は短くなり、女性の長い衣装に対し上衣と脚衣のコーディネーションという男性の衣装が確立されそれぞれ独自の発展を始めます。これは男性服飾史において一つの大きな変化であると言えます。
イギリスでは、12世紀頃からノルマン人の進行で新しい服装が取り入れられ、大陸同様、サーコートやコタルディにあたる上着を着用し、タイツの様な長靴下ホーズを穿いています。
防寒や乗馬での運動のしやすさから必然的に生まれた衣服で、金具つきの革紐などで留める仕様になっています。引きしまった脚が男性の魅力と考えるようになります。
また、コタルディとホーズはエギュイエットと呼ばれるリボンで結ばれ若者の間でお洒落の一環として流行しました。
次回は16世紀のファッションについてです。お楽しみに!
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