今回は白いファッションアイテムの白さを保つ方法のお話です。
夏になるとTシャツやポロシャツなど、白い洋服の出番が冬の季節に比べると増えます。
白いファッションアイテムは爽やかさや涼しげな印象など夏のファッションアイテムには欠かせません。白いアイテムの着こなしは清潔感を意識していきたいですね。
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白い衣服を白く保つためには、汚れがついてしまったら早めに洗うことが大切です。
こまめな洗濯が白さを保つ方法です。
洗濯時間をかけることが汚れ落ちがいいと思われますが、長い時間洗濯機を回しているとかえってせっかく落とした汚れが、また衣服に戻ってしまいます。
その他にも衣類の型くずれやダメージを受けてしまいますので注意しましょう。
洗濯をするときは、洗剤を入れすぎずに最適な洗浄時間(3〜5分)で洗濯を行うことが大切です。そして、衣服の繊維素材(ウールやコットン、レーヨン、テンセル、ポリエステルなど)を家庭で洗える衣服と、専門店で洗ってもらう衣服を洗濯表示を見て分けましょう。
家庭で洗える衣服は、出来るだけ色分けしてから洗うようにしてください。
衣服の汚れには「油溶性」「水溶性」「不溶性」の3種類があります。人の体から出る汚れは汗をはじめとする水溶性汚れと皮脂などの油溶性の汚れになります。
衣服をくすませたりする汚れは、不溶性の汚れで砂やほこり、車から出る排気ガスなどの複雑な汚れになります。
洗濯機で洗剤を入れて洗うだけではすべての汚れはなかなか落ちません。残ってしまった汚れやすすぎ不足などにより汚れなどが蓄積されて、黄ばみや黒ずみが少しづつ進んでいきます。
特にエリや袖口などの皮脂汚れのつきやすいところには、洗濯機に入れる前に汚れがついているところにオレンジオイル配合のキッチン用洗剤をつけて、生地と生地を合わせてもみ洗いすることをお勧めします。
どうしても落ちない黄ばみやくすみが出てしまったら、最後の手段としては漂白剤で洗う方法があります。
しかし、漂白剤は使用方法によっては衣服を痛めたり、色を抜いてしまったりする恐れがありますので、漂白剤を使用する洗濯は専門店に相談してください。
洗濯の注意点としては、柔軟剤の入れ過ぎは衣服にとっては逆効果になります。
特に色柄ものや白ベースの色柄ものは、色落ちの原因になりますので注意してください。
柔軟剤も洗剤同様、最適な量を使用することが大切です。そして、干すときにはこれからの季節、紫外線に注意をしてください。
直射日光で衣服を乾かすのは日焼けの原因になりますので、日陰で風通しの良い場所に干すことをお勧めします。
こまめに洗濯をして、アイロンをかけて白い衣服を長くいつまでも白く着ていたいですね。
(文/Kazuya Oguro)
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