この春(?)スプリングコートを一回も着なかったライターの麻野です(とほほ)
さて、毎日暑い日が続きますがそろそろイヤ〜な梅雨がやってまいります。
今年(2015年)の梅雨は関東では6/8〜7/21と、すぐそこまで迫っているようですね。その他の地域はこちらを参照→気象庁
この時期とっても気を使うのが、毎日お仕事で使う革靴です。
梅雨のお手入れを怠ると、カビが生えて体調に影響が出たり、消えないシミを作ってしまったりといったトラブルが起こります。
今日は、ガッカリしないための情報をお伝えしていきたいと思います。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
一日履いた靴の中は、湿気が70%以上です!!!
驚きですよね。
でも、汗は一日コップ一杯分の汗をかいているんですから、この数値は納得です。(ちょっと認めたくないけど)
外気で例えると、気温30度で湿度が70%、不快指数は81!!!体感では蒸し風呂状態です。
この環境は水虫の原因「白癬菌」の繁殖には相当な好条件です。
(カビは湿度70%以上・温度15℃以上になると活発に増殖します)
「菌」ですから、水虫以外にもニオイの原因にもなります。(怖っ!)
(ニオイ&カビ対策)
1. 一日履いた靴は、2日休ませる。
大抵は一日休ませるというのが一般的だと思いますが、梅雨時期は待機中の湿気自体が多い季節です。この時期だけでも2日のインターバルは取りたいところですね。
※保管時には必ず表面の汚れはブラシなどで取り除くのを忘れずに。
2. 脱ぎっぱなしにしない
なんども言いますが湿度70%です。これを放置するのはニオイ問題に直結します。できるだけ靴が抱える湿気のストレスから解放しましょう。
3. 新聞紙を詰める
これには湿気を取る以外のメリットがあります。インクに含まれるカーボン(炭)がニオイの元を取ってくれるのです。
とはいえ、せっかく新聞紙で湿気を取り除いたのに、詰めっぱなしでいる事によって新聞紙に吸着した湿気が靴に逆戻りしてしまいます。
帰宅後に新聞紙を詰めて、就寝前には一度詰め替えましょう(帰りが遅い方は翌日の朝でも良いですね。)
(参考:株式会社八千代パッケージ、女性加齢臭対策)
(こまめな靴磨きが不要な)理由? 面倒臭いから(汗)
(出典:男のマジメ服)
筆者の大好きな「男のマジメ服」のblackwatchさんがこんな大胆なコトを言ってくれたおかげで、世の男性の靴磨きに対する緊張感が解けたのではないかと思う、非常にありがたい一言です。
とはいえ、お手入れは必須。
だって、革は生きている!んですから。
具体的な頻度は革靴の着用状況によって人それぞれです。
ちょっとくすんできたな…とか、くたびれてきたかな…といったときには気合いを入れてフルコースの靴磨きにチャレンジしましょう。
(何回履いたか忘れちゃう人は、一ヶ月に一回の「靴磨きの日」を作りましょう。)
(日頃の最低限のお手入れ方法)
1. ブラッシングは毎回行う
このアクションで、ちょっとしたよごれや小キズは取れてしまいます。
以上!!
これだけです。最低限、これだけは必ず行ってください。
では、どんなブラシを使えばいいの?のご質問にお答えしましょう。
それはズバリ馬の毛のブラシ
これはゴミやホコリを取り除くためのブラシです。毛質が柔らかく、毛がびっしり植えつけてあるので、ステッチなどの細かいところの汚れも取り除くことができます。
出典:B.R.ONLINE
形の似たものに「豚の毛のブラシ」があります。
これはお手入れ工程にある「クリームを均一に塗る」という作業に使うもので、コシがあるのが特徴です。(詳しくはまたいずれ…)
この時期は湿気とうまく付き合っていくのが革靴を長持ちさせる最大のテクニックです。
革靴はお手入れを重ねることで10年以上も使えるパートナー。
高級な革靴だけでなく、デイリーユースなお手頃シューズもこんな風に愛情込めてずっと長く使ってくださいね^^
ではまた!
Have a good fashion!
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![]() くりーにんぐ あさの 代表 「お客様にお洋服を楽しく着ていただくこと」が使命のスーツアシスタント。スーツ販売、スーツコーディネート指南などを経て、現在横浜市にてクリーニングショップ及びオーダースーツの代理店を経営している。 オフィシャルサイト http://cleaning-asano.com/ |
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