子どもに「お父さんの枕はすぐわかるよ。」「だって一番臭いもん。」と言われてしまいました。。。
トホホ。今日は、そんなお父さんの枕の臭いを解消する、お洗濯の秘密のお話です。
ほんと、お父さんの枕って臭いの代表的な存在です。
仕方なく日用品店で消臭スプレーを買って吹き付けますが、表面は臭いが無くなったように感じになるも、中から臭いが出てくるようにも感じます。
なぜだかわかりますか?
それは臭いの元が残っているから。
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電車内や人混みなど
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「洗ってるけど臭いがなくならない」そんな悩みを抱える方も多いです。
お父さんの枕の臭いの原因は2つあります。
一つは、ノネナールという皮脂。これは洗剤の中に含まれるアルカリ剤によって落とすことが出来ます。
そしてもう一つが菌です。この菌が繁殖して臭いを発します。
なので!いつものパターン。洗濯によって菌を除去すれば臭いが出なくなるのです。
それでは!洗いましょう!の前に大切な確認を。枕の中の素材です。
洗える枕は、ポリエステル、パイプ、ビーズ。ポリエステルとは、一般的なわたまくらの素材で、一番よく使われているものです。
一方、洗えない枕は、ウレタン製のもの・そば殻・シルクなどです。
羽毛(ダウン)や羽根(フェザー)は洗えないイメージですが、洗濯機では洗えません(脱水時だけ使用します)。ただし、素材を痛め商品劣化を早めてしまいますので、頻繁なお洗濯はNGです。
さあ、お洗濯時に臭いを消す、洗濯に隠し味です。
(注意点)枕を洗濯するときは、基本的に洗濯機は使わないでください。
洗面台など、水をためられる場所で作業してください。
(1)ぬるま湯を張る。
(2)家庭で使っている洗剤をカップ半分入れる。
(3)そこに「手間なしブライト」や「液体のワイドハイター」をキャップ1杯入れる。
(4)枕を入れてもみ洗いする。
(5)10分ほど放置する。
(6)水を入れ替えてすすぐ。
(7)すすぎ作業を3回繰り返す。
(8)洗濯機の脱水コースで絞る。
(9)乾燥する。
これで除菌洗濯出来上がり。
(7)の最後にソフターを入れると抗菌効果も発揮します。
ポイントは隠し味に使った「手間なしブライト」もしくは「液体のワイドハイター」
これです。
主成分に「過酸化水素」と書いてあるものです。
この成分には除菌効果があり、枕の内部まで除菌してくれます。
このときに決して「混ぜるな危険」と書いてある塩素系漂白剤などとは、絶対に一緒に入れないでください。
枕の乾燥は洗濯絵表示を見て対応。乾燥機の使用がOKなら、乾燥機で乾かすのがベストです。
なぜなら枕は短時間で乾かさないと、湿気により枕内部で雑菌が繁殖し、洗う前よりも余計に臭い枕になってしまうこともあるからです。
天日干しで乾かす場合、日に当てるか当てないかはこちらも絵表示を見て。どちらも晴れた暖かい日に干して、短時間で乾かすようにしましょう。
(文/Hideshi Mihara)
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