春到来!分厚いコートを脱いで颯爽と歩く、そこの素敵女子。
冬の間お世話になったお洋服のお洗濯はもう終わりましたか?そのままにしておくとカビ、シミ、虫穴で来シーズン困ったちゃんになりかねません。
衣類と洗剤を入れてスイッチを押せば何でも洗ってくれそうな洗濯機。
でも、ちょっと待って1つだけ注意することがあります。それは、家庭洗濯等取り扱い絵表示。
衣類に縫いこまれている表示ラベルです。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
学生時代家庭科で習った覚えはありますが、本当にきっちり理解している人は少数です。
「とりあえず何でも放り込んでスイッチオン!」出てきた物を見て顔面蒼白・・・
そんなことを無くすためにもう一度おさらいしてみましょう。
日本工業規格 JIS L0217
(繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法)の抜粋です。
平成28年11月30日まではこちらの表示です。
それ以降は
www.idokaba.net/article/2014/11/19/36
たくさんのマークがありますが、ご家庭で洗濯する上で一番見落としてはダメなのは
107番のマークです。
このマークがあるお洋服は、「水洗い×」です。
ドライマーク用洗剤や洗濯機のドライコースを使っても水を使う洗いであることには違いありません。
ドライマーク用洗剤の裏側の注意書きにも記載してあるとおり、お水に漬けることにより縮みや風合いの変化や色移りが起こりかねません。
ドライマーク用洗剤やドライコースでの洗濯は、決してドライクリーニングではありません。
このことに注意すればお洗濯の失敗は断然減らせます。
101番〜106番までのマークがある物は、お洗濯温度や洗い方をきっちり守れば失敗は少ないです。
ご家庭での洗濯でもほぼ大丈夫。でも、衛生面ではクリアーできても衣類特有の風合いやデザインを保ち、着心地良く、素敵に着こなす為には、大切なお洋服はプロ洗いがお勧めです。
四角いイラストは、洗濯機にポイッと放り込んでスイッチオンで大丈夫!
洗濯の基本、色分けは忘れずに。お父さんのパンツや靴下と分けるのを忘れても、黒い物と白い物は分けるのは忘れないで下さいね(笑)
桶(おけ)のイラストは手洗いしてくださいね・・・のマークです。決して洗濯機へポイではだめですよ。
今の季節、クリーニング店では、春の衣替えを終えたたくさんの衣類をお預かりしています。
その中には、家庭洗濯で縮んだ、色が出て移った、伸びた、ゴアゴアになった…などのご相談も後を絶ちません。
そんな衣類を見るたびに悲しい気持ちになります。
クリーニング店は、洗うことだけが仕事ではありません。
どんな些細なことでも大丈夫です。お洗濯に関する疑問は、クリーニング店へご相談ください。
「全部クリーニングに出して♪」なんてことは言いません(笑
餅は餅屋。クリーニングのことはクリーニング店へ
イドカバネット加盟店のクリーニング店では、お洋服のための最善の方法を、わかりやすくお伝え出来ると思います。
その為に日々勉強しております。クリーニング店は洗濯のご相談所です。
お気軽にお立ち寄り下さいね。
今日はみゆ母ちゃんがお伝えしました。
<関連記事> 新JIS洗濯絵表示については、こちらの記事も読まれております。
![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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