洗濯絵表示が新しくなるというお話を5回にわたってお届けしてきました。
今回でついに最終回です!
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その1→http://www.idokaba.net/article/2014/11/19/36
その2→http://www.idokaba.net/article/2014/11/28/57
その3→http://www.idokaba.net/article/2014/12/07/65
その4→http://www.idokaba.net/article/2014/12/16/83
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
そもそも、衣服を洗濯するのってなぜでしょうか??
それは・・・
服をいつも、より良い状態にしておくため。
そして・・・
服と出来る限り長く付き合っていくため。
と、僕は考えますが、そうであれば、絵表示はその「道標」となるべきものです。
衣類を洗濯しようと思う時、その服がどんな性格なのかを知る必要があります。人間のように喋ってくれればいいのですが、服の場合はそうは行きませんよね。その時、代わりに衣類の性格を代弁し、取り扱い方法を示してくれるのが絵表示です。
衣類を洗おうとして、表示を確認すると、時々おかしなことがあります。
例えば、白い服に「色落ちしますので注意して下さい」って書いてあったり、水で洗える表示が付いているのに、色落ちが激しくて柄の模様がにじんでしまったり・・・。
この表示なんかは、ドライクリーニングが出来ない絵表示なのに、説明書きにはドライクリーニングしてと書いてあります(笑)
こういった服の実情に合わない表示が付けられていることも、これまでの絵表示では少なくありませんでした。
これから新しい表示が始まるようになって、まだちょっとおかしな表示がついていたら、「この表示はおかしい」と言えるといいのではないかと思います。
絵表示の付き方一つで、服の取り扱い方が変わっていけば、汚れるのを気にして、出番の少なかった服を着る機会が増えたり、適切なお手入れをすることで、服を長持ちさせることにつながッて行くと思うのです。
服における取り扱いの指標をキチンと付けてもらうことは、私達の日々の暮らし方まで変える可能性だってあると思います。
絵表示が変わるなんてことは、この先もう何年もないかもしれません。新しく絵表示が変わるこのタイミングで、ぜひ絵表示に興味を持って覚えてみませんか??
覚え方は、これまで解説してきましたように、それほど難しくありません。
大きく分けると5つの絵表示があり、それが何を表しているか??それを覚えるだけで、ほとんど意味がわかるようになります。
今回の絵表示の改正が、多くの人が服を大切にするきっかけとなることを願っています。
<関連記事> 洗濯絵表示が新しくなる!? シリーズ全5回
![]() “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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