3月に入り、着る服にも変化が出てくる時期ですが、「この冬、1、2回しか着る機会なかったな~」なんて服ありませんか??そんな服をしまうとき気をつけたいポイントをご紹介します。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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服の洗濯って、人間で言えば「入浴」とか「歯磨き」に近いと考えられます。
で、その意味でいうと、消臭スプレーというのは、人間で言えば制汗スプレーや「フリスク」みたいなものと考えられます。
「消臭スプレーって、汚れ落ちているんですか?」って聞かれることがよくありますが、フリスクみたいなものと考えていただければわかりやすいと思います。フリスクで歯磨きが完了と言えないように、消臭スプレーで洗濯が完了とは言えないのです。
例えば人に会う前に、臭かったら嫌だからエチケットとしてスプレーをかけておく。これは素材注意なものもあるけど、基本大丈夫です。ただそれだけでしまいこんでしまう…これはかなりまずい。それって歯磨きをせずに寝てしまうようなものなのです。
フリスクも人の前に出る時に1粒噛むといった使い方が基本。
フリスクのみで、歯磨きをしなければ、やがて口臭が再発したり、虫歯になってしまいます。
これと同じで、服の場合も汚れが少しでも残っているとシミやニオイの発生、また虫に食われるといったことが起こる確率が高くなります。
とはいっても、なんでもかんでも洗えばいいというわけではありません。
洗わな過ぎもよくないですが、洗いすぎも服に負担をかける可能性もあります。
じゃ~どうすればいいの!?って悩んでしまいますが、そんな時にはやっぱり専門家に診てもらうのが大切。
人間も定期的に健康診断を受けて、悪いところがないか?お医者さんに診てもらいますよね。
その結果、悪い所があれば治療をしていくことになります。
服も一緒で、衣替えの時期には専門家に診てもらい、悪い所があれば治療(洗ったり、染み抜きしたり)してもらう事が大事です。
冬物から春物に変わるこの時期というのは、いわば冬服の「定期健診」の時期なのです。
自分でも出来る、服のセルフチェック。次の5つの項目をチェックしてみましょう
☑シミ
シミや汚れはありませんか??エリや袖口は特に汚れやすいのでチェック。裾や裏地なども異常がないか見てみましょう。
☑シワ
着用中に出来たシワ、放っておくと取れにくくなったり、シワの線にそって色が抜けたりします。
☑ニオイ
変なニオイはしていませんか??ニオイは汚れのサイン。しまう前には、消臭スプレーではなく洗濯を。
☑型くずれ
服が変な形にクセが付いていたり、歪んでいませんか??そのまま放っておくと、衣類が傷みやすくなりますよ。軽度のうちに矯正を。
☑ほつれ
縫い目やボタンがほつれていたり、ボタンや飾りが取れそうになっていませんか??
小さなほころびのうちにケアしてあげましょうね。
徐々に、厚手のコートなどは着なくなりますから、そういう服から順番に点検をしてあげましょう。
お気に入りの服を、来年も気持ちよくきれるように、冬服の「定期健診」をして、悪い所があれば早めに治してあげてくださいね。
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カーテンのお洗濯…西陽があたっていたものは特に注意が必要です。
中村 祐一(Yuichi Nakamura) “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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