ホーローの洗面器を買った方へ
この洗面器はなんと鉄で出来てます。
洗面器というと今やプラスチックですが、「あえて重たい鉄の洗面器を使う人がいるの?」と思うと
色々な理由でこれを使う方がいらっしゃいます。
「おしゃれ」
「アンティーク」
といった見せ方が目的の方から
「金魚の産卵用」なんて理由の方まで。
今回はその中で
「洗濯に使う」理由の方へのお話です。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
「汚れが染み込んだ衣類を漬け込み」
そしてホーローじゃないといけない理由は・・・
「鍋のようにコンロにかける」
これがみそです。
・洗面器に水を張って洗剤を入れます。
・そこに衣類を入れます。
・コンロの火をつけて加熱します。
・煮立ったら漂白剤を入れます。
洗濯のプロなら
「洗浄温度が高い」ことは、洗浄力を高める効果が高い。
そして、漂白剤の効果も強化できる。といった特性が得られることは常識です。
でも、プロは何でも高温で洗濯しない。
それもプロの常識。
煮る様な高温で洗濯できるものは
「綿」
「白いもの」
「飾りがないもの」
です。
特に繊維の素材は注意が必要。
ポリエステルなどの化学繊維が含まれていると煮込みは厳禁。
「ポリエステルにはガラス転移温度」というのがあります。
高温になると軟化する性質のことです。
約60度から80度で軟化するそうです。
軟化すると繊維は溶けたような状態になります。それが冷めるとそのまま形状が変形して固まってしまいます。
「煮込んだからしわくちゃになった」
「アイロンで仕上げても元に戻らない」
こうなるとアイロンのプロでも修復不可能。
煮込み洗うをするときは、洗濯表示を見て繊維の素材を確認して下さいね。
(文/Hideshi Mihara)
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