カビ、ニオイ、汗ジミが気になる季節に漂白剤の使い方をおさらい!
湿気も、気温も高くなる季節・・・。
服のカビやニオイや汗ジミは大丈夫ですか??
もし、いつもどおり洗っても改善しない場合は漂白剤の出番かもしれませんよ!
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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漂白剤と言っても、その種類は3種類あるのはご存じですか??
漂白剤の種類とそれぞれの特徴を知っておくと、失敗しないお洗濯が出来るようになりますよ!
まずは、塩素系漂白剤。
これは、ザ・漂白剤という感じの漂白剤ですよね。
作用が強すぎて、色柄ものは色落ちや変色を起こしてしまうので、基本的には、綿や麻、ポリエステルの白いものにしか使えません。
よく、「シミが付いたのでハイターを塗ったんですけど、余計ひどくなってしまって・・・」
なんてご相談も多いのがこの塩素系漂白剤です。
通常のお洗濯にはあまりおすすめしない漂白剤ですので、使用に関してはかなり注意をして下さい。
塩素系の漂白剤に比べ、作用が穏やかなので日頃のお洗濯にオススメなのはこの酸素系タイプ。
アドバイスをしていると、よく「こうそけい」と読み間違いをしているひとが多いのですが、「さんそけい」ですからね(笑)
酸素系の漂白剤には、酸性の液体タイプと、アルカリ性の粉末タイプがあります。
液体はお持ちの方も多いと思いますが、粉末タイプの方が漂白力などは強いので、液体で落ちない黄ばみなど粉末タイプを使うと効果的です。
ただし、動物性の繊維(ウールやシルクとか)など、アルカリに弱い素材には粉末タイプは使わないようにしましょう。
漂白剤の中で、この還元漂白剤というタイプは耳慣れないのではないでしょうか??
塩素系・酸素系が、「酸化」させて、シミや汚れを消すのに対して、この還元漂白剤は、文字通り「還元」という作用を使ってシミを消していきます。
どんな時に使うかというと、お洗濯で起こった色移りをキレイにしたり(使う場合は白物だけにしてくださいね)、塩素系漂白剤で黄ばんでしまった樹脂加工などを白く回復させたり、赤土などの汚れにも効果を発揮します。
まぁ・・・売っているお店も少ないので、レアキャラですね(笑)
漂白剤は、ある程度温かい水温の方が効果が出やすいです。
ですので、漂白剤を用意したら、できればお湯で洗いましょう。水温をあげることによってよく働くのと、繊維も汚れもゆるんで落ちやすくなります。
お湯の目安はお風呂ぐらいの温度、40℃前後がgoodです!
そして、漂白剤が働く「時間」も作るのがポイント。洗濯機に入れて、5~10分程度だと漂白剤が働ききる前に流されてしまいます。
20~30分程度じっくり漂白剤が働く時間を作ってあげましょう。
漂白剤の特徴を知って上手に活用してみてくださいね!
![]() “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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